SLS(スーパーライトショアジギング)のメタルジグとして人気の高いジャクソンの「メタルエフェクト」シリーズには、現在2種が展開されています。
釣りジャック黒豹「井熊 亮」さんプロデュースのメタルエフェクト、ひとつは「メタルエフェクト・ステイフォール」、もうひとつが今回ピックアップしたい「メタルエフェクト・ブレード」。
SLSで人気のジャクソン「メタルエフェクト」2種
中でもSLSで使用するとなると10~20gといったウエイトが人気。両者の違いはご覧の通りで、パッと見で分かるの最大の違いはブレードの有無。メタルエフェクトブレードは、その名の通りブレードが付きます。
出典:ジャクソン公式メタルエフェクト・ステイフォール詳細ページ
Name / Weight | Size | Hook | 価格(税込) |
---|---|---|---|
メタルエフェクト ステイフォール / 10g | 46mm | F#6 R#12 | ¥660 |
メタルエフェクト ステイフォール / 15g | 56mm | F#8 R#10 | ¥688 |
ちなみに今回はスーパーライトショアジギングに主題を置いて話を進めるため、10g&15gをスペック表記しましたが、メタルエフェクト・ステイフォールには10g&15gのほか、20g・30g・40g・60g・80g・100gもあり、ディープや沖磯などもカバーするサイズ展開。
ジャクソン公式メタルエフェクト ステイフォール15g20g詳細ページはこちら
Name / Weight | Size | Hook | 価格(税込) |
---|---|---|---|
メタルエフェクトブレード / 20g | 56mm | F#11 R#S | ¥880 |
メタルエフェクトブレード / 30g | 64.5mm | F#12 R#M | ¥924 |
メタルエフェクトブレード / 40g | 71mm | F#13 R#L | ¥968 |
ジャクソン公式メタルエフェクト・ブレード詳細ページはこちら
縦のステイフォール、横のブレード
両者のコンセプトも明確で分かりやすい。メタルエフェクトステイフォールは、ジャーク(シャクリ)後のユラユラとしたシミーフォールがバイトトリガーとなって、各魚種をメロメロにしちゃう。いわばフォールで魅了、食わせの間を与えるコンセプト。
そして、メタルエフェクト第二弾となるブレード付きの「メタルエフェクトブレード」は、横の釣りを意識したもの。つまりは〝巻き〟重視ですね。
メタルエフェクト・ブレードの特長
さて、今回ピックアップする「メタルエフェクトブレード」。その特徴は、ブレードによる集魚効果とボディの直進安定性。リトリーブすると、ボディは真っすぐに進む(回らずに微振動して直進)、ブレードは回転するというモノ。
もちろん、メタルエフェクト共通の特徴である窪んだボディが、光を拡散し、直進していてもオートマチックにフラッシング。これに加えてブレードのフラッシング&波動で、ストレートに素早く進みながら、巻いているだけでアピールしてくれるのです。
そして、ブレードとフックが絡んだり…といったトラブルも非常に少なく、アクションが破綻しないのも魅力。要は、基本的に巻くだけで攻略できちゃう! しかもトラブルを気にしなくていいので、速巻きでスピードで騙すなんてことも可能。青物攻略なんかにも、もってこいですよね。
またメタルエフェクトステイフォールとの比較で挙げると、先に述べたボディのクボみがステイフォールではクボんだカップのフチ、エッジの片方は立っていて、もう片方は丸みを帯びた設計(左右非対称)。
そしてメタルエフェクトブレードでは両面対象。これは、ステイフォールがエッジの形状に差をつけることで水の受け流し方が変わり、フォール時の揺らぎをオートマチックに出せるのに対し、ブレードはどちらもエッジが同じ形状なので水の受け流し方に差がなく、だから直進性が増すという仕組み。
コレ、2つ持っておいたら、とりあえずライトショア系ゲームなんでも成立しちゃうやつでは!
また、フックは強度重視のシングルを採用。メタルエフェクトブレードは、巻きの釣りで真骨頂を発揮するのは述べた通り。そのためリアクションバイトも多く、それがトルクある青物であれば、瞬間的な負荷はガッツリ掛かります。その瞬間的な高負荷に対応すべく、強度の高いシングルフックを採用しているのです。
というわけで、メタルエフェクトブレードをご紹介してきましたが、同ステイフォールと併用すれば鬼に金棒!?
青物、フラットフィッシュをはじめ「様々な魚に効果アリ」ってのも魅力のブレードジグですので、ぜひチェックしてみてください。