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【W CORK130】何も考えず、投げて巻くだけ。テスター西村均のインプレッション

寄稿:西村 均
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暑い夏もそろそろ終わり。

空梅雨だった7月が過ぎ、8月に入ってからはまとまった雨が降ったりと。…そうなると気持ちは鮎食いのリバーシーバスへ。

西村 均(Nishimura Hitoshi) プロフィール

新潟をホームに、渓流、アジング、ロックフィッシュ、メーターオーバーのシーバスまで幅広い釣りを展開するマルチアングラー。 ベイトリールのチューンについて造詣が深い一面も。

W CORK130はビッグベイトにあらず

雨の影響で増水した河川、7月のド渇水はどこへやら。だくだくと激流になっている状況。これなら上流から鮎も沢山流されてくる訳で、今回足を向けたのはそういった大型ベイトが集まるポイント。

そして投げ込むのは、今秋発売される新作コーク。

W CORK130(ダブルコーク)

全長(mm) 標準自重 (g) タイプ ワイヤー 色数 付属リング/フックサイズ
本体価格(円/税抜)
130 58g(±2g) スローシンキング Φ1.5mm 6 #5/#2 3,618
※1 ソリッドコアの生産工程上重量に若干のばらつきが出る可能性あり
※2 フック・リングなしの場合の重量。標準のリング、フック付きの場合62g(±2g)

 

このルアーはビッグベイトではなく「でっかいジョイントシンキングペンシル」。だからこそ、ビッグベイトが苦手なアングラーにオススメ。

使い方も、ビッグベイトと考えるのではなく「でっかいシンキングペンシル」…そう思って使えば良いのです。つまり、なんとなく投げて、なんとなく適当に沈めて、なんとなく引けば良い。そうすれば、勝手にルアーが仕事をする。投げて巻けば釣れる、優れたルアーだと思います。

実釣でも早速…

濁流とは言え、普段はここにチョークストリームがある、と判っているポイント。

そこにちょっと上流、アップに投げて、テールがくねくね動く程度にただ巻きして、その流れが集中するところにコークが差し掛かった瞬間、水柱ドーン!真夏のシーバスをキャッチ!

そして更に濁流具合が激しくなった後日、ピンポイントすら判らない状況ですが、それならばと適当に投げて、適当に巻いて広範囲を広く探ってみる。すると、水面下まで口を開けて食い上げてくるシーバス。

コークの使い方は、基本も応用も、何も考えるな、投げて巻けば良いのです…というお話。

秋頃には初回分が入荷すると思いますので、是非ともでっかいジョイントシンペンと思って、無心に投げてみてください。

タックルデータ

ロッド:BRIST comodo7.5H(Fishman)

全長 マテリアル ガイド 自重 継数 仕舞寸法 グリップ長 ルアーウェイト ライン 販売価格(税抜き)
229cm(7.5ft) 4軸カーボン Kガイドチタン+ステン 235g 3ピース 85.5cm 41.5cm 10~120g PE2~6号 ¥58,000

フィッシュマン公式「BRIST comodo7.5H」詳細ページはこちら

リール : グラップラー301HG (シマノ)
ライン:オシアジガーMX4 PE 3号(シマノ)
リーダー:HDカーボン80lb(DUEL)
ルアー:W CORK130(ダブルコーク)
フィールド:新潟県
魚種:シーバス
アングラー:西村均

関連動画

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。

 

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