クルマ派の釣り人の心を掴んで離さない、アウトドア系カーアクセサリーブランド「VISOA」。
そもそもは自動車関連用品を広く販売するメーカー。数名の釣り好き社員によって「快適に釣りが楽しめる製品がほしい!」と、釣り関連アイテムを製造・販売することになった完全釣り人目線のブランド。
VISOAといえば、こちらの記事もまだ記憶に新しいところ。
さて、今回の話題はそんなVISOAの秋のNEWアイテム。先日、展示会でまた触れる機会がありイロイロ見せてもらってきまして。やっぱり届くんですねぇ、痒い所に手が。心をしっかりと掴まれた次第。
ロッドベルト ハード
※VISOA公式「ロッドベルト ハード」詳細ページはこちら
なんだよくあるやつか…と侮るなかれ。「強く張れる」ロッドベルトです。
このタイプののロッドベルトを使ったことある方ならわかるんじゃないでしょうか? ロッドの重さで、車の振動で、使ってるとどうしてもたるんでくる。…じゃあどうするか、強く張るんです。
強く張るにはこのDカンがキモ。まずは車のアシストグリップやサイドバーなどに取り付ける。そしたらこのDカンに通したベルトをグーッと引っ張る。するとカンタンにピンッピンに張れるという仕組み。
この通り全然たるまない。
もう1つ。「ほー!」だったのがフリーで動くロッドバンド。
少しわかりにくいですが、これは片側に寄せた状態。要は標準装備されている5つのロッドを固定するバンドがフリーに動くんです。天井の低い車だとけっこう頭に当たったりしませんか?片側に寄せれば気にもならず、スペースを有効に使えるという。
ガラスコーティングW ロッド用
続いてはこちら。自動車関連用品を扱うメーカーだからこその“ガチ”なやつ。
車好きの方ならピンとくる。そう表面がツルッツルになる、あのガラス×シリコーンの強力なコーティング剤の…ロッド用。記者の主観ありきで言いますが、これすごく良い。
まずはもちろん、このメリットから。高い硬度ながら、ロッドのしなりに追従し割れなどが生じない特殊なガラス被膜(ベースコート)を採用。細かい擦り傷からロッドを守ります。
細かいキズも積み重なると破損に繋がる恐れもあるわけですから、備えあれば憂いなし。
強力な撥水効果がある特殊シリコーン皮膜(トップコート)によって、強力に撥水。ロッドについた水滴も少し振れば飛んでいくほど。
汚れにくいということもさることながら…実釣面においても、水滴によってラインがロッドにまとわりつくことがない。ライトゲームをはじめPEラインを使う釣りとか、すごくメリットになるんじゃないかと。
特殊シリコーン皮膜によって、ものすごく滑る。
最近、人気上昇中のテレスコピックロッドや、タモの柄の出し入れがスムーズになる。…タモに限らず、エギングで使用するギャフにも良さげですね、チャンスを逃さなさそうで。
仕組みとしてはこう。ベースコートとトップコートの2液性になっていて、ベースコートがガラス被膜、トップコートがシリコーン皮膜。
ベースがしっかりコーティングされていれば、普段のメンテナンスはトップコートのみでOKみたいです。ちなみにロッドコーティングはロッド約8本分+ロッドメンテナンスは18本分の容量。お得感も十分。
実際に見ると、もうほんとにツルッツルで。真ん中の継ぎを境に写真右側がコーティング済。光沢が写真でも伝わるレベル。
いろんな釣りモノがハイシーズンになり、釣行回数が増える秋はもう目前。明日の釣りに、釣果を左右する“快適さ”を。