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【その佇まい温故知新】2022年登場depsのNEWワーム「MSグラブ」のショギーこと所川 孝徳の使い方

寄稿:所川 孝徳
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みなさん、こんにちは!depsサポートスタッフのショギーこと所川 孝徳です。

今回はdepsのNEWルアーをご紹介。僕のホーム室生ダム(奈良県)で、今シーズン好調をキープしているマルチスペックグラブ…そうMSグラブです。

所川 孝徳(Shogawa Takanari) プロフィール

depsサポートスタッフ。 奈良県室生ダムをホームにパワー系から繊細な釣りまでを得意とする実力派アングラー。バスのみならず、ライギョやシーバス、怪魚などさまざまな釣りに造詣が深いマルチな一面も。1982年生まれ大阪出身。現在はフリーの映像クリエイターとして活躍中。

そもそもMSグラブとは

とにかくマルチに使える。それが「グラブ」

さてグラブといえば、30代半ばを超えるアングラーならバスフィッシングを始めた頃みんな使っていて、とにかく魚が釣れていたワーム…というイメージはお持ちではないでしょうか。僕を含め、当時の釣り少年達は自由な発想でイロイロなリグでグラブを使用。バスを釣って釣って、ワームがボロボロになっても大事に使っていました。

「MSグラブ」も読んで字のごとし“グラブ”です。もちろん、どんなリグにも対応する万能グラブで巻いて良し、撃ってよし、トレーラーに良しのマルチなワームとなっています。

ボリュームのある高比重グラブ

僕がMSグラブを使い始めたのは2022年の6月頃。発売の少し前くらいで、ちょうどアフターの魚が増えてきたタイミング。初めて見たとき、近所の野池で釣った魚を思い出しました。僕が初めてワームでバスを釣り上げたのがグラブだったので、とりわけ思い入れがあるんですね。

MSグラブの印象としては、depsらしいボリュームのあるグラブで水押しも強くハイアピール。実際使ってみても、ワーム自体比重が高いのでキャストしやすく使いやすいワームです。

サイズは4inchと使い勝手の良いサイズ感ながら、ソルト含有量は20%。そのウエイトは約10gにもなり遠投性能はバツグン。僕のようなオカッパリアングラーにとって大きなアドバンテージになります。

細かい部分を見ていくと、テールの端面に巡らせた骨格のようなリブがテール全体にハリを持たせ、しっかり水を推すトルクのあるアクションを生みだします。

また、ボディは逆三角形の船底のような形状が特長的で、この形状がキールの役目となり安定したスイミングアクションを演出してくれます。

自分が良く行くフィールドはリザーバーが多いのですが、MSグラブを使い出したタイミングはアフターからアフター回復系の魚が混在する状況。特に人気フィールドだと、目に見えるストラクチャーにはかなりプレッシャーが掛かっていて、魚は着いているもののなかなか口を使ってくれず一筋縄ではいきません。

そんな、終日フィネスリグが撃ち込まれ続けるストラクチャーに、このMSグラブを入れると…釣れるんですね、これが。トルクのある波動で逆に魚が反応するんです。それに来る魚がデカい。まさに40〜50UPが選んで釣れる…そんな状況でした。

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