秋イカシーズンが開幕する時期となりました。
春に生まれたコイカが成長し、ちょうどいいサイズになるのが秋。また今の季節はエギにスレていない個体も多く、数釣りも楽しめるなど、エギングに始めた挑戦する方にもピッタリのタイミング。
今回紹介するのは、これから本格的にエギングをはじめてみたい方にオススメのロッド、メジャークラフトの「エギゾースト 5G」をご紹介!
実は記者もエギングのライトユーザー。エギングはやりますが、本格的なロッドを持っておらず、今期から真剣にエギングをやり込もうと考えていたところ…。
先日、釣具屋さんでエギングロッドを探していたところ、ちょうど「エギゾースト5G」があり、手にしたらあまりの軽さに驚き、自身の購入検討も兼ねて今回の記事を執筆しました。
エギゾースト 5G【メジャークラフト】
「エギゾースト5G」は、2021年にメジャークラフトから登場した5Gシリーズの一つ。5Gとは「5 GRADE SERIES」の略称であり、コンセプトも「初級者や中級者が求める許容範囲の広さと上級者が求める軽さと高感度を両立」という、すべてのアングラーに向けたロッドシリーズになります。
価格帯も2万円前後という手ごろなプライスながら、ブランク素材にもこだわった仕様。アタリ・操作性などバランスに優れているなどベテランアングラーも納得、それでいてビギナーの方にも使いやすい設計となります。
実際、記者も手にした際はその軽さに衝撃を覚えました。こんな軽いロッドでエギングをしてみたらもっとイカが釣れるのでは…なんて期待が膨らむ仕上がりになります。過去の記事でもその性能や素材のこだわりがまとめてあるので、そちらも参考にしてみてください。
「エギゾースト5G」は、5機種のラインナップ。
ショアティップラン専用のソリッドティップ1機種のほか、夏から秋にかけての秋イカにオススメのMLモデル2機種、スタンダードエギングに最適なMモデル2機種が展開されています。
出典:YouTubeチャンネル「 LureNews.TV」詳細ページ
モデル | 本体価格 | 全長(ft) | 継数(pcs) | エギ(号) | PEライン(号) | アクション | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
EZ5-S862M |
ショアティップランモデル
|
¥21,500 (¥23,650) |
8’6″ | 2 | 2.0-4.0 | 0.4-1.2 | F |
EZ5-832ML | 秋イカエギングモデル | ¥20,000 (¥22,000) |
8’3″ | 2 | 1.5-3.5 | 0.4-1.0 | RF |
EZ5-862ML | 秋イカエギングモデル | ¥20,500 (¥22,550) |
8’6″ | 2 | 1.5-3.5 | 0.4-1.0 | RF |
EZ5-832M | スタンダードエギングモデル | ¥21,000 (¥23,100) |
8’3″ | 2 | 2.0-4.0 | 0.4-1.2 | RF |
EZ5-862M | スタンダードエギングモデル | ¥21,500 (¥23,650) |
8’6″ | 2 | 2.0-4.0 | 0.4-1.2 | RF |
メジャークラフト公式「エギゾースト 5G」詳細ページはこちら
1本手にするならこのロッド
前述したように「エギゾースト 5G」は大きく3つのタイプ、秋イカエギングモデル・スタンダードエギングモデル・ショアティップランモデルに分けることができます。
また長さに関しても、秋イカエギングモデル・スタンダードエギングモデルは8’3″ftと8’6″ftの2種類が用意されています。
ここでは選ぶ基準や違いについてまとめていきたいと思います。
まず最初に悩むポイントはロッドのパワー。
「エギゾースト 5G」では、秋イカエギングに強いML、一年を通して出番の多いスタンダードのMがあります。
主な違いとしては、MLはより軽めのエギの操作に長けており、表記になる通り最小で1.5号から最大で3.5号までが対象。おそらく4号もキャストはできるかと思いますが、サイトエギングやスレイカ狙いに必要な繊細なシャクリに特化している性能となります。
対して、スタンダードタイプは、いわゆる標準的なエギ2.5~4号サイズまで万能に使えるロッドとなります。2.5号前後の小型の餌木から3.5号のディープタイプの餌木まで扱えるストライクゾーンの広いとのことで、秋イカから春イカまで使える、その名の通りオールシーズンで活躍できるようです。
また、掛かったイカをバラさない柔軟さも併せているなど、操作性以外にも優れた設計になっています。
そしてもう一つがレングス。
「エギゾースト 5G」では、ML・Mともに8’3″ftと8’6″ftがラインナップされています。8ftは操作性・遠投性などバランスに優れたレングスなので、最も使いやすいスタンダードといえるでしょう。
選ぶ基準としては、ロッドが短ければ操作性が高く、逆にレングスが遠投に優れるため、どちらかに重きを置きたいかが焦点になるかと思います。
記者的が選んだロッドは・・・
ちなみに記者が行くポイントは、主にボトムは砂地で潮の流れも比較的緩い、小規模の漁港や堤防。
正直、技術的にもエギの操作があまり上手ではないので、より操作性を重視し、スレたイカでも狙いやすいよう短め且つ繊細さに重きを置いたモデルがいいと考えています。
とにかく、イカを1匹でも釣りたい!エギを上手に操作できるようになりたい!そうした意味を込めて今回は「EZ5-832ML」をチョイスしました。
まずは秋イカを釣って、もしそこから春イカでより飛距離を出したいなど、プラスアルファの要素が必要になったらもう一本を検討しようと思います。「エギゾースト 5G」は価格も2万円前後なので、手に取りやすいので負担も少ないのも大きな魅力。
ロッドが手元に届いたら改めてインプレッションしてみようと思います。