人間というのは、常に刺激を求める傾向がある。
それは釣りにも当てはまり、なかでも注目を集めているのが、ライトタックルで青物を狙うジギング。
ライトなタックルで、ギリギリの攻防。緊迫感あるファイトの中で手にした一匹は各別のものとなります。近年では、技術の進化に伴い、耐久性・強力に優れたラインが多く、そうした細糸を使用したパワーライトスタイルが人気を集めています。
今回紹介するのは、そうしたパワーライトスタイルに合わせたロッド、ゼニスの「ZEROSHIKI MACHⅢ powerlight(ゼロシキマッハⅢパワーライト)」。
ゼニスの「ゼロシキマッハ」といえば、言わずと知れた人気ジギングロッドシリーズ。今作はそんなシリーズの中でも基本に忠実で、クセのないオールラウンダー「ゼロシキマッハⅢ」の系譜を受け継ぐ、ライトモデルとなります。
ZEROSHIKI MACHⅢ powerlight(ゼロシキマッハⅢパワーライト)【ゼニス】
展開機種はスピニング・ベイトそれぞれL・ML・Mのパワー設計で3機種ずつの合計6機種。
レングスに関しては全機種共通の1.88m(6.2ft)と、取り回しがよく、様々なシチュエーションで活躍するスペックとなります。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 適応ドラグ(kg) | カーボン含有率
(%) |
本体価格 (税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZPL62LS | 1.88 | 1 | 188 | 174 | 1.9/7.0 | ~140 | ~3 | 5.0kg/45° | 97 | 37,180円 |
ZPL62MLS | 1.88 | 1 | 188 | 178 | 2.0/7.2 | ~160 | ~3 | 5.0kg/45° | 98 | 37,730円 |
ZPL62MS | 1.88 | 1 | 188 | 183 | 2.1/7.5 | ~180 | ~3 | 5.0kg/45° | 98 | 38,280円 |
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 適応ドラグ(kg) | カーボン含有率
(%) |
本体価格
(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZPL62LB | 1.88 | 1 | 188 | 179 | 1.9/7.0 | ~140 | ~3 | 5.0kg/45° | 97 | 37,180円 |
ZPL62MLB | 1.88 | 1 | 188 | 178 | 2.0/7.2 | ~160 | ~3 | 5.0kg/45° | 98 | 37,730円 |
ZPL62MB | 1.88 | 1 | 188 | 188 | 2.1/7.5 | ~180 | ~3 | 5.0kg/45° | 98 | 38,280円 |
ゼニス公式ゼロシキマッハスリーパワーライト詳細ページはこちら
コンセプトは「ライトタックルで大型の青物を獲る」
「ゼロシキマッハⅢパワーライト」のコンセプトは、“ライトタックルで大型の青物を獲る”。
ブランクスはライトゲームのような細身の設計。しかし、アクションはヒラマサ・ブリを掛けても主導権を与えずにファイトができる、ネバリ強さを備えています。テストも青物の本場、九州や鳥羽沖・志摩沖・明石海峡エリアでテストを重ね、実績も十分。
ここで気になるのがブランクス。なぜ、こんな細くてヒラマサやブリとやりとりができるのか?非常に気になりますよね。
しかし、そこはゼニスの長年によって培われた経験・技術が活かされているポイント。
大型の青物を掛けてもブランクスがしなやかに曲がることで、魚に主導権を与えずしっかりとしたファイトが可能。
ベリーからティップにかけては曲がりこむことで追従し、最後のバット部分では踏ん張りが効く構造となります。ブランクが曲がることでトルク力を発揮し、常に魚に対してもプレッシャーをかけ続け、青物特有の突っ込みに対しても、しっかりといなしてくれるのだそう。
ちなみに、ライトタックルのメリットについて簡単に説明すると、一番は冒頭でもふれたように細糸が使用できるところ。
細いラインを使うことで、潮の抵抗受けにくく、リールやガイドの摩擦を抑える効果があり、何よりジグを軽快に操作することが可能。特にタフなコンディションの時ほど、細糸の恩恵は大きくなります。
もちろん、根ズレを少しでも起きるようであればラインブレイクは必須。特に大物がかかったときには非常にスリリングなファイトになります。
そうしたギリギリの攻防、ゲーム性、釣果に直結しやすいことからも、エキスパートアングラーたちの中で人気を集めているスタイルとなります。
また、ジグの操作に対しても、ブランクのハリを抑えることで150g前後のウエイトでも扱いやすいのが特長。
ショートジグ系の跳ねさせないアクションとも相性がよく、少ない負担で、丁寧なアプローチが可能です。
細身のブランクならではの軽快にリズミカルなアクションで、近海のジギングゲームに最適なロッドに仕上げられています。
いつものジギングにマンネリしてきた…慣れてしまった…そんなことを感じたら、ぜひ「ゼロシキマッハ3パワーライト」使用してみてはいかがでしょうか?