ジグヘッド、キャロ、ライトテキサス、フリーリグ。ライトリグが優勢
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強風ではキャロでポストスポーン狙い。フリーリグなどシンカーが重くても、ワームはノーシンカーでスローに狙えるリグが、ミッドスポーンからポストスポーンの強風時には使いやすい
琵琶湖の春といえば、スイミングジグのイメージが強いが、プリスポーン段階の動き回る個体には強くても、ミッドスポーンからポストスポーンのスローなパターンには弱くなる。
南湖西岸の南エリアを中心にミッドスポーンに突入していることから、スイミングジグでの釣果よりもジグヘッドやライトテキサスのパターンが優位になってきた。ミッドスポーンでボトムを意識している状態となると上方向で巻くよりもボトムでスローというのが効果的なので、必然的な結果であろう。
ただ、ジグヘッドやライトテキサスでは強風時に苦戦することになる。確実に強風でもスローに釣るには、キャロやフリーリグの出番となる。シンカーサイズを重くして10gや14gを使ってもワーム側はノーシンカー状態となる両リグは、ミッドスポーンからポストスポーンのパターンとしては有効だ。
そのため、無風のジグヘッド、ライトテキサス、強風のキャロ、フリーリグというのがこの時期のパターンとなることが多い。
あとは、エリアによっての使い分けとなり、プリスポーンが多い北エリアではまだスイミングジグ、バイブレーションなども使い、ミッドスポーン、ポストスポーンの多い南エリアならば、これらのスローなリグを選択することになるだろう。(4月14日配信に続く)
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無風時にはジグヘッド、ライトテキサスなどのリグが効果的。ネコシュリンプ(プロト)ジグヘッドリグで50cmUP
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