前回は、ジャッカル「鉛式ビンビンスイッチ」の使い方について紹介しました。
今回は、「鉛式ビンビンスイッチ」のカラーローテーションについて、ジャッカルの“なかじー”こと、中島成典さんにお話を伺ってきました。
タイラバはその日、そのタイミングでヒットカラーが変わることでも知られています。船内でヒットカラーを共有したり、アタリがないときはこまめにカラーを変えることが釣果に直結します。
状況に応じて柔軟にカラーパターンを変更していくのがポイント
ロケ当日は目まぐるしく天気が変化する一日でした。午前中は大雨が降り、午後にはカラッと晴れて夏らしい天気に変わるなど、状況の変化が大きく変わる一日でした。
近日公開の動画でも、天候の変化の様子が分かるかと思います。ちなみに、先にネタバラシをしてしまうと、釣れた魚の全て異なるカラーでのヒットとなりました。
なかじーさんが最初にチョイスしたカラーは、「鉛式ビンビンスイッチ」の“グローパール”。水深も15m前後と浅羽のためウエイトは45gを選択。
午前中は雨が強く、太陽もほとんど出ていない状況だったので、よりシルエットが目立つブラックとゴールドのカラーのネクタイを使用。本来であれば、状況を探るために赤系やオレンジ系を使用するのが多いとのことでしたが、状況に応じて柔軟にカラーを変えていくのが重要だそうです。
また、事前に船長から前日のヒットカラーやアタリが多いカラーなどを聞いておくのも大事とのこと。乗船の予約をする際に電話などで聞いておくのがベストだそうです。
ヘッドやネクタイなど、いくつかのカラーパターンを用意しておくことで、柔軟に対応ができるようになります。
今回も船長からオススメのカラーを相談しながら、“グローパール”カラーを選択。その結果、一流し目でタイを釣り上げることができました!
少しアタリが少なくなったタイミングでヘッドを交換。使用したのは、グリーンゴールドのヘッドにブラックのネクタイの組み合わせ。
天候はローライトのため、スカートはシルエットが強調できるブラックのまま、ヘッドを目立つチャート系のカラーを選択したとのこと。水深もやや深くなったため、ウエイトも60gに変更。
TG・鉛式ビンビンスイッチともにヘッドはリングで取り付けてあるので、プライヤーなどを使用すればヘッドのみを簡単に交換することができます。
ちなみに、このカラーで釣れたのはキジハタ。マダイ以外のロックフィッシュ系など様々な魚種が釣れるのも「ビンビンスイッチ」の魅力です。
雨も上がり、潮どまりの時間帯。アタリも減り、魚の活性が下がったタイミングで使用したのはレッドゴールドのヘッドに、ネクタイ マイクロカーリースリムのブラックを使用。
曇天のため、波動はフィネスにしつつもシルエットを際立たせるようブラックを使用したとのこと。
本命のマダイではありませんでしたが、かわいいサイズのカサゴがヒット。
潮どまりで厳しい時間帯でも、ネクタイやカラーを変えることで、魚を連れてきてくれます。
午後になり、日差しも出てきたタイミングで使用したのは、レッドゴールド。パッケージから取り出したそのままのセットで使用。
その結果は、良型のタイとヒラメがヒット!
「鉛式ビンビンスイッチ」は、ヘッド・スカート共にローテーションが簡単なので、交換も手間いらず!
釣れた魚の詳細は後日公開の動画をご覧ください!
カラーローテーションが超簡単!
「鉛式ビンビンスイッチ」は「TGビンビンスイッチ」と同様にヘッドとネクタイ両方、ラインを切らずに交換することができます。
ヘッドに関しては前述したとおり、「遊動式スイッチシステム」に付いているスプリットリングに装着することで簡単に着脱が行えます。
ネクタイは専用設計の「バックファイヤーキャップ」を搭載。ちなみに「鉛式ビンビンスイッチ」はシルエットを更にコンパクトにするために、TGモデルよりも短く設計されています。
取り付けは、仕掛けのループにパーツを通すだけ。揺れる船上でもネクタイやスカートの交換を素早く行うことができます。
ネクタイの交換もアシストラインの結び目にネクタイを通し、バックファイヤーキャップで固定するだけ。
また、別売りの「ビンビンスイッチT+ネクタイ マイクロカーリー ワイド/スリム」も装着可能。状況に応じて色々なカラーへとカスタムすることができます。
通年で使える「鉛式ビンビンスイッチ」。
なかじーさん曰く、ネクタイのカラーや波動を変えるだけでも大きくアタリも変化するそうです。ぜひ、購入する際はカラーローテーションできるよう、ネクタイとセットでチェックしてみてください。