「ミッチー高橋」高橋 慶朗さん式! サムライジグR スピンの使い方
特長についてはある程度お分かりいただけたと思いますので、続いては「サムライジグR スピン」の使い方について解説。
つい先日、ダイワフィールドテスター「ミッチー高橋」の愛称で親しまれる「高橋 慶朗」さんとショアジギングロケへ行ってきました。その際に多用していたジグの1つがこの「サムライジグR スピン」…、使い方について色々伺ってきましたよ!
ボトムまで沈めてタダ巻きが鉄則
「高橋 慶朗」さんに「サムライジグR スピン」の使い方を尋ねると「ボトムまで沈めて巻くのみ!」とコメント。
一言で回答できるほど使い方も簡単ということです。本当に投げて着底まで待って巻いてくるだけ。着水後のフォールはベールを起こすフリーフォールが基本。理由は投げたトレースコースを狭めないため。これをベールを起こさないカーブフォールにしてしまうと、ルアーが手前に来ることで引くコースを狭めてしまうので、フリーフォールが基本になります。
着底すれば後は巻くのみ。ターゲットの活性が高かったり、回遊が多い時は効率を優先して早巻き。また、ターゲットが低活性だと感じる場合、もしくは根魚やフラットフィッシュなども合わせて釣りたいという時はスローに巻くという…、「タダ巻き」でも色々なアプローチ方法が存在しますので、そのようなことを踏まえながら実践していただくと、より釣果アップに繋がったり、狙いのターゲットを絞ることができますよ!
また、「サムライジグR スピン」のメリットについて、「高橋 慶朗」さんがもう1つおっしゃられていたことが「一定の層をトレースできる」ということ。
通常のジグだとシャクっているうちに斜めに浮き上がってきてしまいますが、ブレードジグに関してはリトリーブスピードをコントロールしたり、時節フォールを入れることで、レンジをコントロールできるという点も強みだとおっしゃられていました。
ターゲットのレンジが水面下5m以内に居るとすれば、着水後2~3秒カウントしてリトリーブ。中層に居るのであれば4~6秒ほど、ボトムに居るのであれば7~10秒など…。モチロン使うウエイトやフィールドの水深、潮流によってカウントは異なってきますが、こうしてカウントを刻みながらリトリーブスピードを調整することで一定のレンジをトレースしてくることができます。
一定のレンジをキープできるとはいえ、どうしても巻き続けると斜め上に上がってきてしまいます。
そんな時によりレンジキープする方法として「高橋 慶朗」さんが多用している技というのが、時節1~2秒ほどステイを織り交ぜるという方法。こうすることで斜め上に上がってきた分をリセットする効果があります。ぜひこちらの方法もチャレンジしてみてくださいね!