ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

投げて・感じて・掛けるタイラバに!「レッドフリップ」唯一のスピニングモデル

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

2022年に天龍から登場となった新作タイラバロッド「レッドフリップ」

フルモデルチェンジとなり、狙ったのは、スペシャリティ。汎用性はありつつも、全6機種がそれぞれに得意とするシチュエーションがあり、そこにズバッと刺さる個性がキラリ。

出典:天龍公式

ベイト5機種、スピニング1機種の計6機種のスペックをまとめてみると以下の通り。

6機種のスペック
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
RF5101B-UL/VSN ベイト 1.78[5’10″] 1 RS 178 バーチカル30~100
ドテラMAX150
MAX 1.0 2 425 1.4 96 83/17 34,000円
RF5101B-ML/VSK ベイト 1.78[5’10″] 1 F 178 バーチカル45~160
ドテラMAX200
MAX 1.2 3 425 1.2 100 87/13 34,500円
RF642B-L/VDN ベイト 1.93[6’4″] 2
オフセットハンドル
RS 144 バーチカル45~120
ドテラMAX180
MAX 1.0 2 425 1.5 113 91/9 36,000円
RF642B-M/VDK ベイト 1.93[6’4″] 2オフセットハンドル F 144 バーチカル60~180
ドテラMAX250
MAX 1.2 3 425 1.4 116 93/7 36,500円
RF6102B-MH/DK ベイト 2.08[6’10″] 2
オフセットハンドル
RF 159 バーチカル60~200
ドテラMAX300
MAX 1.5 4 425 1.5 129 84/16 37,500円
RF672S-LML/CK スピニング 2.00[6’7″] 2
オフセットハンドル
RF 160 バーチカル45~160
ドテラMAX200
キャストMAX75
MAX 1.2 3 405 1.1 101 92/8 35,000円

各機種の表記が分かりやすいようにまとめたのが以下。

例えばVSNと番手の最後に付けば、バーチカル・シャロー・乗せの釣りに、特に向くということ。

今回は、そんな中から唯一のスピニングモデル「RF672S-LML/CK」をピックアップ。

レッドフリップ唯一のスピニング

RF672S-LML/CKのCKが表すのはC=キャスト、K=掛け。ベイトを追ったり産卵絡みで中層に浮いたマダイを狙ったり、シンプルにキャスト点から斜め引きをすると展開がガラリと変わることは意外と多い。

ドテラで潮が流れない(船が動かない)といった場合も、フレッシュなポイントを広く探れる点もキャスティングタイラバのメリット。

また、タイラバからメタルジグに変えての斜め引きでタイジギングといった場合にも重宝するモデル。最も使用しやすいのは水深50m以浅。

フォールの速さもスピニングならではで、そうした速めのフォールに反応してくるような場合にも有効。

前作よりもワンランクバットパワーを挙げ、上記スペック表の通り、結構扱えるウエイトも広い(バーチカル45~160g、ドテラMAX200g、キャストMAX75g)。

各パーツの特長

ブランクスには天龍テクノロジーのC・N・T(カーボンナノチューブ)をコンポジット。そしてマグナフレックス(カーボンフレックス)も採用。

ティップ部に中弾性カーボン、ベリーからバットは高弾性カーボンを主体にチューブラ状のブランクを構成し、キャストと掛けに特化したアクション。

高い強度と感度、そして弾性のことなるカーボンをスムーズにつなげた仕上がりで安定感は間違いなし。ブランクスの性能をフルに発揮するバットジョイントとなっている。

アンダーハンドでキャストしやすい絶妙なグリップ長も、釣座問わずにキャストしやすい設計。スピニングにはVSSリールシートが採用され、Kガイド(ステン・SiC)搭載。

VSSリールシート

 

ステンレスフレームSiCリングKガイド

 

活性の高いマダイをテンポよく釣っていくのも得意なスピニング。王道のベイトとともに、ひとつ持っていおくだけで釣果をもたらすことも多いので、チェックしてみては?

天龍公式「レッドフリップ」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」