今江克隆のルアーニュースクラブR「注目タックル&ルアーの気づきを紹介!〜TOP50北浦水系プリプラ・レポート〜」の巻 第1108回
さて今週は、TOP50第3戦の舞台、霞ケ浦・北浦水系に滞在中。
すでに10日間のプリプラ前半を終了したところだが、今回の霞ケ浦は台風4号の余波で練習初日から連日10mオーバーの爆風大荒れ。
しかも季節外れの冷たい北東風のおかげで気温も急降下、前半は実質2日半しか、まともに出船も釣りもできないひどい状況だった。
今年の霞北浦水系は、誰に聞いても「釣れない……」と厳しい状況だと聞いていたが、聞きしに勝る厳しさ。
さらに期待された台風4号の雨も空振りで、ただでさえ激浅の霞ケ浦が、過去に経験のないほど大減水状態となり厳しさに拍車をかけている。
ただ、幸いなことに今回の練習は厳しいながらも、前半はエリアを毎日変えてもバスを何とか触れている。
まぁ、試合は約3週間後なので今釣れていたところで参考程度にしかならない。
ただ、自分の長期プリプラクティスは、基本的に様々なタックルやルアーの実戦テストも兼ねており、実戦テストという意味では価値あるプリプラ前半戦と言えるかもしれない。
グラスロッドの可能性
さて今回は、TOP50の練習なので、使っているルアーや場所が公開できないので、今回の霞ケ浦での実釣実戦テストでのちょっとした「気づき」についてTOPIC形式で紹介しておこう。
まず全て非公開もなんなので、今回、今江的にかなりテストしているのが遠賀川戦でも「ワスプ58カットファスト」&「ジレンマSS」の相棒として大活躍した「ベナベナグラスロッド」。
シャローシャッドが絶対定番の霞水系、極めてスタッキングの多いハードボトムシャローが多いことからも絶好のロッド実戦テストができている。
場合によっては、主力になる可能性も秘めている……。
ビッグベイトショート
次に、「Basser Allstar Classic KING OF KINGS」(以下:KOK)の一発で注目の的となった「アンドロイド」&「ジャイアントディアウルフ」。
当然のように、この霞ケ浦水系戦に合わせて「アンドロイド」の様々なタイプをチューニングしてテストに入っている。
今週は、ちょうど「ジャイアントディアウルフ」のエバーグリーン公式WEBページが開設されたので、こちらもビッグベイトショートで霞ケ浦を攻略するヒントになるので、是非読んでみて欲しい。
ギル型ビッグベイト
そして、「アンドロイド」や「レプリケーター」が霞水系で人気になっていることから、最近、今江的に非常に気になっている、「ギルロイドJr.」とは全くベツモノのもう一つの「イマカツ的ギル型ビッグベイト」の可能性を探るべくテスト投入している。
「マグナムギルソニックDSF」は、一般アングラーが使って50cmUPを釣る動画がYouTubeで公開されるなど、すでに実績が出始めているが、霞ケ浦プリプラ直前のロケでその威力を見直した「小南ギルウチワ」、「小南ギルポップ」が今江的激アツルアーになっている。
特に「ギルウチワ」は、まさに「水面直下のビッグバド」といっても過言ではなく、小南プロが「ウチワ」は「丸くボールみたいに見えたら引き方OK!」といっている意味がよく分かった。
ただ、コチラもイマカツ開発スタッフの長井と考えて今江的に霞ケ浦仕様にチューニングしたモノである。
「ギルウチワ」、コレはなかなか凄いルアーかもしれません……。
「TU-01」にハマるPEライン!?