【この暑さでも釣れる】師範代・浦川正則による「夏バス攻略」
こんにちは、浦川正則です。
今年は梅雨らしい雨が少なく、本当に暑い日が続いております。四国も雨量不足でかなりの渇水と6月からすでに高水温状態、流れも少なく水質も少し悪くなってきているフィールドが多い印象。そういった状況のため、魚のポジション的には、既に夏を意識した所に良型が多く、昨年釣れていたポジションに個体数が少ないというのが最近の傾向。とはいえ、スポーニング後の回復に向けた魚は、まだまだコンパクトなルアーを好んで口も使わせやすいです。
さて、今回は例年より少し釣り方の異なる夏にオススメなルアーと特長、オススメカラーなども紹介していきたいと思います。
この時期の定番！「HPバグ」
良く使うルアーとしては、この時期の定番でもある「HPバグ」のオフセットノーシンカー。フォールはモチロンですが、この時期のメインベイトであるエビ系を意識した、シャローでのトゥイッチでもルアーのバランスが非常に良いので、回転する事なく、速く逃がすアクションもこなせる非常に気に入っているルアーです。
| Item | Length | Color | Count | Price（税込） |
| HPバグ | 1.5in | 13色 | 8 | 858円 エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「HPバグ」の詳細ページはコチラ
今年は沈む虫系ワームへの反応が悪いと言われていますが、流れの絡むエリアにバスが多くストックしているように思えるので、昨年とポジションが少し違うことを意識すれば全く問題ないというのが個人的な見解です。
使うカラーに関してですが「エビゴリ」、「ブラック」をメインに、クリアフィールドやシャローのサイトでは、「ゴーストシュリンプ」、「カワエビ」を個人的には使い分けています。
メインで使用（エビゴリ、ブラック）
クリアフィールド・シャローでのサイトで使用（ゴーストシュリンプ、カワエビ）
流れのある場所、深いレンジには「サイコロラバー」
流れのある場所や深いレンジ、もしくは「HPバグ」が苦手とするシェイクの誘いが必要となるシチュエーションで威力を発揮してくれるのが「サイコロラバー」です。個人的に様々なリグに対応してくれる喰わせ万能ルアーで、ここ最近ではカナリ多用しているワームの1つ。小さなシルエットながらも、大きな水押しでバスをシッカリ誘ってくれます。使い方やリグのセッティングに関しては、O.S.Pの動画でも詳しく解説していますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
| Item | Size | Weight | Color | Count | Price（税込） |
| サイコロラバー | 約12mm | 1.7g | 8色 | 4個入り | 1,155円 エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
| サイコロラバー MAX SALT | 約12mm | 2.0g | 8色 | 4個入り | 1,155円 エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「サイコロラバーNONSALT / サイコロラバー MAX SALT」の詳細ページ
カラーは万能な「ブラック」、「グリーンパンプキンペッパー」、「常勝シュリンプ」をメインに、シャローでのサイトは「スジエビ」、「スモークレモン」を使用。また視認性を重視する場合は「アメリカシロヒトリ」、「サイトネオンピンク」を使用すると良いでしょう。
万能カラー（ブラック、グリーンパンプキンペッパー、常勝シュリンプ）
シャローでのサイト（スジエビ、スモークレモン）
視認性重視（アメリカシロヒトリ、サイトネオンピンク）
完全回復系には「マグスト」
そして、回復系から夏ポジションの完全回復系の魚には、昨年新しい使い方として紹介させていただいた「ブリッツマグナムSR」を使ったマグストの釣り。
| Item | Length | Weight | Type | Color | Hook Size | Ring Size | Price（税込） |
| ブリッツマグナムSR | 90mm | 40g | Floating | 12 | #1 | #3 | 2,200円 |
O.S.P公式「ブリッツマグナムSR」の詳細ページはコチラ
「ブリッツマグナムSR」は他のマグナムクランクにはないロールを伴った、極めて軽い巻き心地のクランクベイト。
ミドルキャストでは1m〜2mレンジをトレースしやすく、オカッパリでも非常に使いやすくなっています。また、このロールアクションによる明滅感を強調した「マグスト」の釣りは、目で見ながらルアーを操作し、目でバイトを見ることが出来る釣りで昨年多くの方に好評頂きました。
今年は「マグスト」に特化させた師範代スペシャルバージョンの「M.U.フリッカーシャッド.f」を発売させて頂きました。カラーは河川に多い、フナ、オイカワ、ボラといったベイトフィッシュを意識しており、フックは純正フックより0.2g程軽いリューギのピアストレブル＃2を装着。リアフックは、このカラーに合わせた特注フェザーを巻いたマグストスペシャルになっています。
昨年は「ブリッツマグナムSR」が、晩秋まで非常に効果的でしたので、タダ巻きやマグストを織り交ぜながら、ハードルアーフィッシングを楽しんで頂けたらと思います。
以上、この時期に私が多用するルアーを紹介しました。数もサイズも狙いやすい季節でもありますので、参考にしていただければ幸いです。
