アングラーにとっての憧れの釣りの一つ、ロックショアゲーム。
大自然に囲まれた中で、強力な引きをする大型の青物との駆け引き、エキサイティングなファイトなど、一度は経験してみたいと考えている方も多いことでしょう。
今回紹介するのは、これから新たにロックショアゲームをはじめたい方、必見の動画シリーズ!
ゼナック公式YouTubeチャンネルで公開されている「ロックショア極意」!
基礎から学べるHow toシリーズ「ロックショア極意」
「ロックショア極意」シリーズは、ロックショアのパイオニア、本林将彦(モトバヤシマサヒコ)氏が基礎知識やテクニックなどを、長年で培われたHow toを解説する内容になります。
昨今ではYouTubeやSNSなどが発達し、様々な情報に溢れています。一般の方が投稿した動画でロックショアゲームを知り、興味を持った方もいるかと思います。しかし、情報が多すぎて、初級・中級者の方が逆に迷う状態になっているのも事実。
「ロックショア極意」では、そうした初級・中級者へ正しい情報を届けたい、そんな意図もあり開設されました。
“より魚と多く出会うにはどうしたらいいのか?”
“安全に釣りを楽しむにはどうしたらいいのか?”
“技術が上達するにはどうしたらいいのか?”
基礎的な知識から、ちょっとした疑問点、技術向上のコツなどが学べるHow to シリーズとなります。現在、「ロックショア極意」シリーズは11まで公開されており、ビギナーの方はもちろん、経験者の方も必見の内容となります!
#1:ロックショアとは?
#8:ルアーテクニック – ダイビングペンシル – 本林がメインで使用する青物ルアーの決定打
#10:磯の心得 – 荷物の渡し方
「ロックショア極意 #1」では基礎知識を解説
第一回の内容は、ロックショアとはどのような釣りなのか、その魅力や危険性についての内容となります。
まず、ロックショアとは磯や沖磯で行うショアジギングを指します。
ちなみに、なぜジグをキャスティングするのにショアジギングと呼ぶのか?動画では、そんなちょっとした由来についても語られています。ロックショアゲームに40年以上携わる本林さんならではの豆知識や、黎明期の様子など、ここでしか聞けない内容も多数公開されています。
エキサイティングなターゲットとのファイト
ロックショアの魅力は、とにかくターゲットとのやり取りがエキサイティング。ひったくられるような強いバイトに、強烈なファイト、普段の釣りでは味わえないスリルと興奮が楽しめます。
また、掛かる魚のサイズが大きいのもこの釣りの魅力。ブリやヒラマサといった大型の青物のほか、シイラやキハダなど、20~30kgもしくはそれ以上のサイズが釣れることも多くあります。
魚のスピードが最も強く出る横への走り、そうした強い動きも全力で受け止めてやりとりをする。難易度は高くはなりますが、魚を手にした時の達成感は格別なものとなるでしょう。
大自然の中での釣りを満喫できるところ
ロックショアゲームの舞台は、陸から地続きの「地磯」や渡船を使って渡る「沖磯」。実はこの地形や景観は、はるか昔、数百年前から変わらないものなのだそう。
そんな大自然の中に身を置きながらの釣行は、各別のものとなることでしょう。仮に釣れなかったとしても、非日常を感じながらの釣りはきっと良い経験・思い出になるはずです。
ロックショアアングラーにしか見えない景色・景観、それを味わえるのもこの釣りならではの醍醐味といえるでしょう。
大自然の中に身を置くこと、それは危険と隣り合わせ
自然の中で釣りをすること、それは危険と常に隣り合わせであると、本林さんは語ります。
非日常を味わえる=堤防などの普段の釣りとは大きく異なるということを念頭に置いておかなければなりません。極端な話をすると、ちょっとした気の緩みが、命の危機に直結してしまいます。
だからこそ、ロックショアゲームをはじめる際は、安全対策が第一。もし、分からないことや不安に感じることがあれば、事前に渡船の船長や船宿に聞き、情報を収集するのが大切です。
特にその場所に通い慣れたのベテランの方のアドバイスを聞くのが、なによりの講義になるとのこと。危険が多いロックショアですが、正しい知識と安全対策を行えば、事故のリスクは下げることができます。
釣りは自然の中で行うもの。いついかなる危険が起こるとも限りません。楽しい釣行にするためにも、まずは安全対策が重要です。
第二回は「基本的なルアーの種類」を分かりやすく解説
第二回の内容は、ロックショア・ショアジギングで使用されるルアーについて紹介されています。
主に磯や堤防などで青物を狙う際に使用されるルアーは、下記の6種類。
なかでも本林さんが最も長い時間使用するルアーが、「ダイビングペンシル」。
「ダイビングペンシル」はアクションの汎用性が高く、「ポッパー」や「ミノー」、「ジグ」、「シンキングペンシル」など、他の種類のルアーの動きも再現が可能。また、より大物のヒラマサやGTなど多数の実績を上げているのも「ダイビングペンシル」とのこと。
ちなみにピックアップした6種類のルアーは、大きくオートマチックとマニュアルの2種類に分類されます。
オートマチックに分類されるルアーは「ミノー」と「その他のルアー」の2種類。こちらは、いわゆる“タダ巻き”で自動で誘い続けてくれる性能になります。
対して、「ダイビングペンシル」や「ポッパー」、「ジグ」、「シンキングペンシル」などのマニュアルタイプは釣り人がルアーに対し、アクションを入力することで魚を誘うことができるものになります。ルアーの動かし方を覚えれば覚えるほど、魚との出会いも増えてくるのが、このマニュアルタイプの魅力。
操作を練習して、技術を磨いていくのもロックショア・ショアジギングの面白さの一つといえるでしょう。
「ロックショア極意」シリーズでは、今回紹介したような基礎的な内容から、上達のHow toなども多数公開されています。これから新たにロックショアフィッシングやショアジギングをはじめたいと考えている方は是非チェックしてみてください!