皆さんこんにちは、O.S.Pのオカショーこと岡田翔生です。
ハイシーズン真っ只中。皆さんは釣りに行かれていますか? 6月~7月は、1年の中で最も数が狙えて様々な釣り方で楽しめる時期。そんな中、今回オススメしたい釣りは「トップウォーター」の釣り。O.S.Pには様々な水面系ルアーのラインナップがありますが、今回は自分のホームである印旛沼(千葉県)をはじめとする、マッディーシャローフィールドでの陸っぱりを想定してご紹介します。
まず前提として、濁った中でバスを水面まで引っ張るには「音」というのは絶対に欠かせない要素。水面の釣りでは、特にそれを念頭においてルアーチョイスをしています! 少し前置きが長くなってしまいましたが…(汗)、それを踏まえて今回オススメするアイテムがコチラ!
・O.S.Pバズ02ビートJr.パピー
・バジンクランクヘビーヒッター
・ラウダーシリーズ
これら3種の大まかな使い方やタックルセッティングなどの詳細をこの場で紹介していきたいと思います。
夏のマズメはバズベイト!「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」
まずは「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」について。1/4ozという、比較的軽めなクラッカー系のバズベイトになります。
Item | Weight | Color | Price(税込) |
O.S.Pバズ02ビートJr.パピー | 1/4oz | 23 | 1,650円 |
O.S.P公式「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」の詳細ページはコチラ
真鍮製のクラッカー、小ペラと中ペラのちょうど中間を突いたパピープロップなど…、ギミックを語るとキリがないので割愛しますが(笑)、このパピーはとにかく陸っぱりで使いやすい、コンパクトながらハイアピールの釣れるバズベイトと言えます。
特にこのバズの独壇場となるのが、朝・夕などのローライト時。「夏のマズメはバズベイト」と覚えてしまってもいいくらい(笑)、間違いのないルアーセレクトと言えます。暗くて、水面直下の障害物などが見えなくても、根掛かることはありませんし、バスの着き場から多少離れたトレースコースでも、ビートシリーズならではのサウンドアピールで、引っ張ってくることが可能です。
O.S.P公式「02ビート / 02ビートストロング / O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」の詳細ページ
梅雨時期のローライトはもちろん、夏晴れの日の早朝、夕方もバスがシェードを離れて積極的に動くタイミングですから、タダ巻きで効率よく広く探れるバズベイトが欠かせません。
ちなみに、タックルはバーサタイルなものでOK。自分の場合6ft10inでMクラスのベイトロッドに、ハイギアのベイトリールを組んでいます。バズベイトをはじめ、スピナーベイトやクランクベイト、バックスライド系などもこれ1本で幅広く扱っています。
「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」は、タックルを選ばず扱えるバズベイトというのもうれしい点です! 皆さんのお手持ちの中で1番投げやすいタックルを選んでいただければ間違いありません。
確実なフッキング性能「バジンクランクヘビーヒッター」
そして2つ目が「バジンクランクヘビーヒッター」になります。O.S.P初のルアーであるバジンクランクのO.S.P Works Secondaryモデルです。
Item | Length | Weight | Type | Hook Size | Color | Price(税込) |
バジンクランクヘビーヒッター | 50.0mm | 10.0g | Floating | #6 | 28 | 1,870円 |
O.S.P公式「バジンクランクヘビーヒッター」の詳細ページはコチラ
オリジナルのバジンクランクは、ビギナーからエキスパートまで多くの方に親しまれ、絶妙なサウンドや波動で様々な状況に対応できるのが魅力! 一方、こちらの「バジンクランクヘビーヒッター」に関しては、より音を大きくセッティング、サウンドアピールが高められたモデルになっております。
これがどういう時に力を発揮するのかというと、先述した「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」と同じく、夏場のチャンスタイムで多くのチャンスをモノにできます。
「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」との主な使い分け方とは? 簡単に言えば「フッキング率」と「止められる」という性能です。
「バジンクランクヘビーヒッター」は、トリプルフックが2つ付いているので、フッキング率も良好。アベレージサイズが大きくないフィールドでは、こちらの方が確実なフッキングが望めると思います。ただ、その反面で柔らかい水生植物周辺をトレースするのには不向きなので、そこはバズベイトと上手く使い分けましょう。
また「止められる」というのも大きな要素。スイッチが入ってもタダ巻きに追い切らない状況では、少し止めを入れてあげてショートトゥイッチによる、サウンドアピールで仕掛けることができ、確実にバイトまで持ち込むことが可能になります!
ちなみにタックルですが、「O.S.Pバズ02ビートJr.パピー」と全く同じものを使用しています。タダ巻き時にはティップを高めに保持し、糸ふけを作り出すことでノリの良さを確保しています。「バジンクランクヘビーヒッター」は、前後に#6のフックが搭載されていますので、このタックルと組み合わせればキロクラスのバスを容易に引き抜くことも可能です!
大きなポップ音で寄せ、シルエットで喰わせる「ラウダーシリーズ」
最後は「ラウダーシリーズ」。ラウダーは50mm、60mm、70mmと3サイズあり、それぞれその時組んでいるタックルに合わせて使い分けることができます。
Item | Length | Weight | Type | Color | Price(税込) |
ラウダー70 | 70.0mm | 12g | Floating | 22 | 1,760円 |
ラウダー60 | 60.0mm | 8.4g | Floating | 23 | 1,650円 |
ラウダー50 | 50.0mm | 4.7g | Floating | 20 | 1,540円 |
O.S.P公式「ラウダー70 / ラウダー60 / ラウダー50」の詳細ページ
「ラウダーシリーズ」は、ボディに対してかなり大きいカップを持った垂直浮きのポッパーです。垂直浮きにするため、テール部分には大きいウエイトが配置されています。これによって飛距離もバツグン。さらにアキュラシーもかなりよく、狭いオーバーハングや遠方のピンスポットにも容易にプレゼンテーションすることが可能です。「ラウダーシリーズ」の使い方は、釣れそうな所に投げること(笑)! そのくらい万能で様々なエリアで威力を発揮してくれます。
もちろん、混みいったカバーには引っ掛かってしまいますが、その周辺やキワには積極的に投げてもらいたいですね!
ボディに対して大きめなカップは、深場やカバーの中に潜むバスに対してもアピールすることができますし、垂直浮きを活かした1点でのネチネチとした誘いは、活性が低かったりプレッシャーの掛かった疑り深いバスも射程圏内にすることが可能です。
「ボコン」と大きなポップ音で寄せ、コンパクトなシルエットで食わせることができる「ラウダーシリーズ」も、マッディーシャローフィールドでは欠かせないルアーです。
タックルですが60mm、70mmサイズは先述のバーサタイルタックルで使用。50mmサイズになると、さすがに扱いにくいのでベイトフィネスやスピニングタックルで扱うのが良いと思います。「ラウダーシリーズ」は、ナイロンラインでもフロロカーボンラインでも良いアクションが出せるので、陸っぱりでも大変重宝します!
以上、ここまで紹介した3つのルアーが、僕のオススメする水面系ルアー3選。もちろん、今回はマッディーシャローを想定したものであり、リザーバーや川、クリアなため池などでは全く別のルアーセレクトになると思います。しかし、どのフィールドにおいても夏の大雨などで必ず濁るタイミングは存在します。
この3つは、むしろその濁りを味方にできるルアー達だと思いますので「今日はいつもより濁っているな」と思う時には、このサウンドアピールを重視したセレクトをしていただければ、良い釣りができると思います! 水面まで食い上げてくる最高のトップウォーターゲーム、ぜひ皆さんも楽しんでみてください!