3月下旬の琵琶湖南湖状況&パターン①ウイード少なく晴天の日に釣果ダウン
春の陽気の週は釣れそうだが、実際はバイトの少ない時間が多いのが現状!!
三寒四温という春の気候が続き、連続して同じような天気が続く。例えば先週、3月17日からの1週間は寒波再来となり、今週の3月26日からの1週間は春の陽気が続く。
春の陽気の1週間の方が釣れそうな気がするのだが、実際に湖上にでてみるとバイトの少ない時間が多いのは、晴天の暖かい日の方だ。寒波到来の日は風で釣りにならない場合には釣果は下がるが、寒波で曇りとなったり、時雨で雨となった場合には圧倒的にバイト数が多くなる。
現在の南湖はウイードが少なく、バスにとってシェードが少ない状態だ。そのため晴れると気圧が高くなると同時に、浚渫やマンメイドストラクチャーなどのシェードに張り付くが、ウイードにはシェードができる高さが存在しない。
そのため、晴れると浚渫のディープでの釣果があがり、マンメイドのシェードでの釣果はあがるが、ウイードエリアは風が吹くなどのバスを動かす要因が必要となる。あるいは、濁りの入ったエリアで光を遮るエリアの釣果しかあがらない。特にクリアになった時に晴天無風が重なると、ボトムが丸見えとなり、浅いレンジのウイードの薄いエリアはキビしい釣果となる。
三寒四温のあとの四温の2日間は水温が下がって快晴となり釣り辛い傾向。四温最終日から三寒の初日の雨が春爆のタイミング
一方、雨や曇りのタイミングでは寒波が到来していようとも、バスの食うタイミングが多くなる。浚渫、マンメイドのバスも動きやすく、ウイードエリアのバスも釣りやすくなる。
寒波で水温が下がって釣りにくくなるのは、三寒四温の中では水温が実際に下がるのは三寒のあとの四温の前半2日間であり、特に放射冷却の強い朝霜の降りるような快晴の日に痛い目に遭うことが多い。
そのため、もっとも釣りやすいのは三寒四温の中で、四温の最終日から三寒初日の雨タイミングであり、この日が春爆のタイミングとなりやすい。