こんにちは! YAMASHITA STAFFの山中です。
前回の「カンタン!手軽なイカメタルゲーム」では、イカメタルでの誘い方(応用編)を説明しました。
今回はイカのアタリについてご紹介していきたいと思います!
イカのアタリって?
イカのアタリって想像つきますか?
魚の場合は竿先がブルブルッとしたり、ガクガクッとしたりするので手元に来ることも多いのですが、イカのアタリは手元に来ることはほとんどありません。
そもそも魚と違ってイカはスッテを口でくわえるのではなく、腕を使って触る・抱くというのが正しい表現です。
そのため、アタリは非常に小さく魚とはかけ離れており、独特のアタリが出ることが多いです。おそらく思った以上にわずかな動きのため、最初は見逃すことも多いと思います。まずは微妙な変化は全てアワセをいれてみると良いと思います。
それではイカの特長的なアタリを3つご紹介していきます!
①浮き上がるアタリ
まず1つ目のアタリとしては「浮き上がるアタリ」。
それまでスッテの重さだけで曲がっていたティップのテンションが抜ける現象です。数センチ浮き上がることもあれば、海底に着いたくらいテンションが抜けることもあります。最も明確でわかりやすいイカのアタリです。
このアタリはほとんどスッテを抱き込んでいるケースが多いので、ヒットしやすいアタリとも言えます。イカの群れよりもややスッテが下にあるケースが多く、持ち上げて群れに持って帰ろうとする動きであることが多いです。
②抑え込むアタリ
次に紹介するのは抑え込むアタリ。
通常のスッテの重さで曲がっているティップがグイッとさらに曲がり込みます。このアタリは勢いよく出ることが多く、イカがスッテを掴んで下に引っ張った時に出るアタリです。
イカがスッテを掴んだものの、テンションがかかり違和感でスッテを離してしまうケースが多いアタリで、掛け損ないが出やすいのが特長です。この時はスッテがイカの群れよりもやや上にある状態で、スッテを群れに引き込もうとするケースが多いです。
③モゾモゾと細かく揺れるアタリ
最後に紹介するのは“モゾモゾ”と細かく震えるアタリ。
これはイカがスッテを抱き込んでスッテを持ち直したり、噛んだりしている状態で、イカが安心しきった状況下で起こります。
レンジやスッテがマッチしたときに出やすいアタリで、アタリ自体は小さいのですが、最も掛けやすいアタリです。波でティップが揺れている状況が僅かに止まる程度の小さなアタリですが、イカメタルでは最も良いアタリです。
今回紹介した3種類のアタリを見ながら、3つ目に紹介した小さいアタリに近付けていければ、おのずと釣果は伸びていきます。この小さなアタリを目指してレンジやスッテを交換して釣果UPを目指してください!
シリーズでチェック!配信中の「カンタン!手軽なイカメタルゲーム」はこちら
【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol5】アタリはあるけど掛けきれない…そんなときに!「誘い方」の応用編
どのタイプのアタリかわかりますか?実釣動画もチェック
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」
出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」