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【伝統の4番】スピードスティックの新機種、今夏登場予定

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いよいよ発売が間近。現段階では7月の登場が予定されている天龍・スピードスティックの新機種TSS#4-2611B。

すでに既存のスピードスティックをお持ちの方からは、モチっとしているのにシャキっとしているなんて、摩訶不思議な感想があったり。

出典:天龍公式「スピードスティック」詳細ページ

でも、その感想はピタリで。往年の名竿スピードスティックをリビルドした現在の天龍スピードスティック。当時のスピードスティックのグラス素材が持つフィーリングを残したまま、現代バスフィッシングに求められる部分も考慮し、超低弾性カーボンを採用しているのが特徴。

「スピードスティック」プロジェクト、その経緯と想い【特別寄稿by天龍・舟木雄一】

TSS#4-2611B

追加となる#4、つまりは4番。既存機種と比較すると、最も硬めで長め。といっても超低弾性カーボンは4番にも採用されているので、あくまでスピードスティックの中では…という話ですが。

モデル タイプ レングス
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g[oz]) 適合ライン
(lb )
ロッド自重
(g)
税別価格
TSS #4-2611B ベイト 2.11[6’11”] 2
オフセットハンドル
RF 177 MAX42[1-1/2] MAX25 141 ¥44,500

超低弾性カーボンを肉厚に巻いたブランクスは、現代のバスロッドでいえばMHからHの間くらいのアクションになる。

使いやすいルアーウエイトでいえば1/2ozから1-1/2oz程。バイブレーションやワイヤーベイト、S字系プラグに羽根モノなど、基本的には投げて巻いてみるルアーにはとても心地よいフィーリングが得られるという。

△ティップにダルさがなく、想像以上に軽快なキャストフィールが得られるだろうという伝統の4番

△ガイドはステンレスフレーム・SiCリングのKガイド

リールシートはPTSを採用

というのも、スピードスティックは前述した通り、ギュウッとバイトに追従して絞り込まれながら弾かないのが面白い竿で、そうでありながらキャストした際のティップの収束はしっかり速い。

投げてよし、バイトにしっかり食わせて掛けて面白い、そしてトルクもあるから安心感も高い、そんな竿に仕上がったという。

また、このトルクはこれまでのスピードスティックにはなかったために、これまで以上に軽くスタックしたルアーをウイードを切りながらリアクションを狙っていく釣りにもマッチするそうだ。

って、なんだかバスロッド的なご紹介になってしまいましたが、そもそも今のような非常に細かく細分化されたルアージャンルがなかった時代に生まれたスピードスティック。

そのテイストを現代にも受け継いでいるだけに、「バスロッド」ではなく、「ルアーロッド」としてスピードスティックを味わってもらうのが、天龍としても一番うれしいという。

伝統の4番、皆さんは何で遊ぶのか、楽しみです。

天龍公式スピードスティック詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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