近年のチヌゲームにおいて流行りのメソッドである「フリーリグ」。
2.5inや2.8inクラスといった比較的サイズの大きいワームを使った攻め方が主流になってきていますよね。大きいワームはとにかく魚を寄せるパワーがあり、魚のポジションを探ったり、高活性時に数を稼いだり、様々なリットが。ただ、人為的プレッシャーの影響や低活性時など、バイト数が少なかったりショートバイトが多発して中々フッキングまで持ち込めないなんてことも。そんな時「食わせ系のフィネス攻めができるワーム」があるなら、ちょっと使ってみたいと思いませんか?
クリーパーバグ2.2in【アクアウェーブ】
という訳で、今回紹介するのがこちら! アクアウェーブ初の新作チヌゲーム専用ワーム「クリーパーバグ2.2in」になります!
フリーリグの使用を前提に開発された超フィネス攻め系ワーム。近年主流になってきている大きめなワームとは逆の発想で、食わせ仕様に設計されているため、渋い状況下でとにかく効果バツグン! アクアウェーブ開発スタッフの話によると、周りが釣れていない状況下でも、釣れ続いたというエピソードも伺っております。
では、そんな気になるブツをご覧アレ!
この投稿をInstagramで見る
複雑微波動と1口サイズで渋い状況下を打破
「クリーパーバグ2.2in」の最大の特長は、クロダイが吸い込みやすい1口サイズのコンパクトシルエットと複数パーツによる微波動!
ボディは扁平サイズに設定された2.2inサイズ。比重の軽いマテリアルが採用されていて、フリーリグで使用するとシンカーとワームが離れやすいので、水馴染みが良くて超ナチュラルアクションを演出! フリーリグチニングで主流になっているペグ止めで固定する使用方法でも使えますが、ナチュラルさをより際立たせたいのであれば、ペグ止め無しで使用することをオススメします!
低比重によって投げてステイさせているだけでも、水中でワーム自体がコロコロと転がり、その姿はまるで流されている甲殻類のよう…、ナチュラルに漂いながらアクション中はモチロン、止めている時でも僅かな水流によって、腕や触覚に脚など、各パーツが異なる複雑微波動を発生させてクロダイをおびき寄せてバイトへ結びつけてくれます。腕と触覚はユラユラと漂い、6本の脚は常に水中でピリピリとアクション! 各パーツがこのように異なる動きを生み出すことで、クロダイに見切られにくくバイト、そしてフッキングへと結びつけてくれます。
視覚的要素だけでなく、匂いでもターゲットをおびき寄せることができるように、ワームには強烈なエビフレーバーも配合されています。匂いの力でも誘うことができ、バイトしてからも違和感を与えにくく、吐き出すまでの時間を長くとることが可能。
「クリーパーバグ2.2in」への最適なシンカーウエイトは5g 、7g 、10g辺りが基本。
浅い所で使う場合は3.5gや1.8gがオススメ。ただ、浅くても流れの強い所だと使用するウエイトが異なるので、基準としては止めた時に底をコロコロとボトムで転がってくれるくらいが理想! 早く流れてしまう場合は軽過ぎ、逆にズシンと全く転がらないのであれば重過ぎ。シチュエーションに合わせて重さを選ぶことでシッカリ使い分けることができると思います。
一方、使用フックは「リグフックチヌ スタンダード」(#4)【オーナーばり/カルティバ】がオススメ。
出典:オーナーばり公式「リグフックチヌ スタンダード」詳細ページ
針先をむき出しにし、それをフリーリグで使うというセッティング。針先が出ていると根掛かりそうな印象を受けますが、フリーリグの釣りで発生する根掛かりはシンカーが岩に挟まって起こることが多いため、針先をむき出しにして使用しても根掛かりが多くなるということは少ないと思いますよ! 心配な場合はオフセットフックでも装着可能で「ハイパーミニ ワーム27」(#6)【デコイ / カツイチ】がオススメです。
デイとナイトによってアクションを使い分ける
さて、「クリーパーバグ2.2in」の特長をお分かりいただけたトコロで、デイとナイトのアクション方法についても少し紹介させていただきたいと思います!
デイゲームの場合、ボトムパンピング等でリアクションバイトを誘う釣りが効果的。広範囲をスピーディーに誘うことで、手返しの早い釣りを展開できます。
一方、ナイトゲームではズル引きと止め(ドリフト)を組み合わせた食わせのアプローチが有効! フィールドにもよりますが、ナイトの釣りでは2inクラスのサイズ感が有利になることが多いことも、そういった攻め方でも「クリーパーバグ2.2in」のナチュラルアクションが大きく活躍してくれますよ。