皆さんこんにちは。ハヤブサスタッフの橋本翔大です。
今回は毎度おなじみ「10FEETUNDERSALT」の伊豫部巧キャプテンにお世話になり、伊勢湾ボートエギングに行ってまいりました。
今年は全国的に水温の上昇が遅れ、アオリイカの釣果が非常に厳しい状況。そんな状況を「スクイッドジャンキーライブリーダート」が打破してくれましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
伊勢湾ボートエギングでデカイカを狙う
朝一は日の出からスタートで、光量、潮の効き、海色等どれを取っても良さそうな感じ。スタートしたエリアは水深がかなり浅く、4~5mでアマモの群生エリア。アマモに届かないちょうど中層付近を重点的に探ります。
しかし、アタリは全くないまま時間だけが過ぎていきます。漁師さんの情報ではイカの数は例年と同じくらい居るらしく、やはり今年はアオリイカの活性が全体的に低く、居ても喰わないといった状況が続きます。
「スクイッドジャンキーライブリーダート」は通常のエギよりもフォールスピードが遅く、こういったシャローのアマモエリアには相性抜群。
重さ | カラー | 税込価格 |
2.5号 | 20色 | ¥748 |
3号 | ¥770 | |
3.5号 | ¥792 |
ハヤブサ公式「スクイッドジャンキーライブリーダート」の詳細ページはコチラ
ゆったりとした「なめらかダート」と、長い時間イカに対して魅せることができる「スローフォール」なら、必ずイカに反応させることができると信じて投げ続けます。
3回シャクってフォールさせた直後、ラインが勢いよく走りました! すかさずフッキングすると、なかなかの重量感。慎重にやり取りして上がってきたのは、キロオーバーの良型でした。
デカイカ攻略にはカラーローテが必須
この時のヒットカラーは私の中で鉄板カラーの「マヅメオレキン」。初場所や朝一など、とにかく1投目に投げるパイロットカラーです。「マヅメオレキン」は、ベースに金テープが巻かれたカラーです。金テープはどんなシチュエーションにも対応すると考えており、金テープからスタートさせてカラーローテーションを組むことが多いです。
金テープで反応がなければ、赤テープ、ケイムラなど、その時々の状況に合わせて変えていくのが得策です。この時は「マヅメピンキン」から始まり、「ブラッドピンク」→「UVグレープソーダ」とローテしていき、また金テープの「マヅメオレキン」に戻したタイミングでのヒットでした。厳しい状況の時ほど、カラーローテーションが非常に重要になります。
カラーローテはもちろん、サイズローテも超重要!
今年はカラーローテはもちろんですが、サイズローテが釣果を大きく左右します。さきほどのヒット後、3号にサイズを落とした巧さんに待望のヒット! さっきのイカよりも引きが強く、1.5kgは超えてそうな良型をゲット!
この時のヒットカラーは「輝きかぼす」。伊勢湾では「輝きなすび」と並ぶ超鉄板カラーですね。
カラーがアジャストしたのはもちろんですが、3号にサイズを落としたことが功を奏したと考えます。
3号は3.5号よりもサイズが小さく、エギに対する警戒心を減らせます。さらに、フォールスピードもよりスローになるため、より抱かせる時間を長く取れるのです。
より広範囲にアピールしたいとき、イカの活性が高いとき=3.5号
イカの反応はありとにかく抱かせたいとき、イカの活性が低いとき=3号
といいた具合に使い分けることで、おのずと釣果は伸びてくると思います。さらにこのあと、巧さんと同じくサイズを3号に落とし、「輝きかぼす」をチョイスした直後、またしてもヒット! 今までにないほどの強烈な引きで、ドラグが止まりません。
慎重にやり取りして上がってきたのは、なんと2kgを超えるモンスターサイズでした。
後ほど計測すると2,100g。横筋がバチバチに入ったかっこよすぎるオスでした。
やはり3号に落としたことが大正解だったみたいで、3.5号よりもアピール範囲は失われる分、抱かせる力は3号に分があります。適切なエギのローテーションが、釣果に直結します。非常に厳しい状況の中、終わってみれば2kg含むキロアップ3杯という好釣果で終えることができました。
今年のデカイカ攻略は例年と比べて特にセンシティブです。使用するエギ、カラーセレクト、サイズセレクトにより釣果が大きく左右します。「スクイッドジャンキーライブリーダート」は2.5号、3号、3.5号の3サイズ展開。カラーも20色用意しています。
状況に合わせたローテーションで、今年の気難しいデカイカをぜひ攻略してみてください!
タックル情報
ロッド:ラーテル77MH【ブラックライオン】
リール:ステラC3000S HG【シマノ】
ハンドル:キャシャロットef【ブラックライオン】
ライン:セフィアG5 0.6号【シマノ】