【アジング初心者必見】家邊克己流ワームローテ論
今回は入門講座第5回目。内容はワームに関してです。
ワームと言うとそれこそたくさん種類がありますので、今回は具体的な話というよりはもっと大まかな選び方についてお話しようと思います。
家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール
ワーム選択法(サイズ編)
まずはサイズから。ワームのサイズも、これまた幅広く用意されています。
34のワームでも2in前後を基準に様々なサイズ展開があります。初心者の方にお伝えしたいことは「大きなサイズのものから使う」ということです。
アジはお腹を膨らませたい場合、大きいものから食べる傾向にあります。大きいもの・目立つものを食べてくれやすいわけです。
ですからまずは、大きくて目立つものから投入してもらい、反応を見て徐々に小さくしていってもらうのが、ワーム選択の基本になります。
ワーム選択法(カラー編)
そしてもう1つ、カラーという要素も初心者の方は悩まれることが多いです。カラーに関しては、大まかにクリア系とソリッド系に分けることができます。
クリア系はその名の通り透明で向こう側が見えるような透けるカラーです。
透けることによって魚から見ると輪郭だけが黒い線状に見えて中にラメが入ったものならそのラメがキラキラ光ります。
ソリッド系は反対に透けないカラーです。
魚から見ると光を通さないのでワーム全体が影になります。そのためよく「シルエットがはっきりする」と言われます。
このカラーに関してはどちらが良いとは一概に言えず、それぞれに反応するアジがいます。
僕はクリア系から使うことが多いです。反応が悪ければソリッドに変えていくわけですね。
34のワームであれば、クリアとソリッドの間の「ハーフソリッド」というカラーもあります(「ともしび」というカラーがハーフソリッドの代表です)。
両者のいいとこ取りをしたカラーなので、迷ったらこういった半透明のカラーを選んでいただくのもよいでしょう。
大きいものから使ってカラーを両タイプ使ってみる。そしてそれでも反応がなければワームのサイズを小さくして、また両タイプのカラーを使ってみる。
このようにしてワームをローテションしていくわけです。
よく1種類のワームでアジがいるかどうかを判断される方がおられますが、カラーを変えるだけでさっきまでの無反応がウソのように反応し始めることはよくあります。
どのサイズやカラーに反応するかは本当にそれぞれのアジによって異なるので、いくつか選択肢を持った状態で釣りに行かれるのがおすすめです。
試行錯誤でアジを見つけていくのもアジングの楽しさの1つです。
みなさんもぜひワームをローテーションさせて探ってみて下さい。
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