急な雨が多いこの季節、バスフィッシングにおいては濁りや水温の低下などが起こって、割と上の方のレンジで反応がよかったのに、変わっちゃったなぁ…なんて時に投入してみたいプラグがクランクベイト。
リップとボディで「巻けば潜る」という性質を持つクランクベイトは、バスがそうした状況でルアーを見つけにくい時に、向かっていく性質ともいえ、ロッド角度やリトリーブスピードなどによって探るレンジも調整しやすいことから役立つことも多いですよ。
ハードコアクランクSR65F / MR60F
出典:デュエル公式
今回紹介したいのはハードコアクランクSR65Fと同MR60F。いずれも比較的小粒で誰もが扱いやすい特長を持ちます。まずは簡単に両者のスペックをご紹介。
タイプ | サイズ(mm) | 重量(g) | リングサイズ | フックサイズ | 飛距離 | レンジ | 価格 |
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フローティング | 65 | 14 | ♯3 | ♯6 | 35m | 1.5m | オープン価格 |
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タイプ | サイズ(mm) | 重量(g) | リングサイズ | フックサイズ | 飛距離 | レンジ | 価格 |
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フローティング | 60 | 14 | ♯3 | ♯6 | 35m | 2.5m | オープン価格 |
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バツグンの飛距離とトリプルミラー
両者に共通する大きな特徴を2つ挙げると、ニューマグネット重心移動システムとトリプルミラーボディの採用。
キャスト時にはボディ最後尾までウェイトが移動し、重心が最後方に集中することで飛距離はもちろん、アキュラシーの高いキャストができるのが特徴。
そしてスイミング時はウエイトが前方に移動。腹部の強力マグネットとウェイトホールドカップで確実に固定し、泳ぎの安定性をもたらします。
バック・サイド・ベリーの3つが異なるミラー構造となっていて、多彩なアピールがバスを刺激。
非常によく飛び、単純に探れる範囲が広くなるというのはどう考えても武器!
また、ウエイトはタングステンではなくスチールボールを採用。タングステンウエイトより軽いので、シンプルに浮力が高くなり障害物回避性能に優れます。
強い水押しでバスを!
レンジとしては、SRは1~1.5mと得意とし、MRは2~2.5m。どちらもウォブンロールの強い水押しでバスを呼びます。
SRに関してはスクエアビルリップを採用。MRはニューフリクションリップを採用。ニューフリクションリップとはステーを介してリッププレートとボディを完全に切り離した仕組みで、つなぎ部分に大きな負荷を受けないため、スッと急潜行で潜るのが特徴。
このため、使ってみると分かりますが、意外や引き抵抗は軽い。
また、かなり速巻きすると、バランスを崩すようなトリッキーな動きを見せるので、あえてそれを用いてみたり、逆にトレースコースを確実に引きたい時は超早巻きではなく早巻きくらいに抑えておくと扱いやすいと思います。
人気のクロー系カラーに3色が追加
SR、MRともに人気の高いザリガニ系カラーに3色が加わったのも記憶に新しいところ。新色3色はバーントオレンジクローフィッシュ、グリーンクローフィッシュ、スプリングクローフィッシュ。SR、MRともに全13色となった。
出典:YouTube「HARDCORE BASS Official」
バーントオレンジクローフィッシュ
グリーンクローフィッシュ
スプリングクローフィッシュ
バーントオレンジクローフィッシュ
グリーンクローフィッシュ
スプリングクローフィッシュ
また、既存色については1色のみ、SR・MRにしかないカラーがあり、残る9色は共通となっています。
ブラックバックチャートリュース
ブルーバックチャート
クローフィッシュ
シトラスシャッド
ゴーストパールチャートバック
ゴーストパールシャッド
ホロテネシ-シャッド
ゴールデンシャイナー
メタリックゴーストアユ
ナチュラルブルーギル
パープルバックチャートリュース
潜っていく特性を生かして、バスに気付かせる。濁りや雨などでは試してみると釣果に結び付くかもしれませんよ。