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天龍の「スピードスティック」に新モデルが追加!パワー・遠投性に優れた「TSS #4-2611B」

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出典:天龍公式YouTubeチャンネル「 TENRYU CO.,LTD」詳細ページ

天龍の往年の名ロッド「スピードスティック」が、現代の技術を取り入れ、2020年にリビルドされました。

バスフィッシング黎明期を知る方は懐かしく、新たに触れた方は従来のバスロッドとは一味違う新しい印象を受ける。どこか懐かしくも新しい、そんな世代を超えた楽しみ方ができるロッドに仕上げられています。

そんな、スピードスティックに新モデルが発表されました。

そのモデルとは、「TSS #4-2611B」。1/2ozから1-1/2ozほどのルアーを扱いやすく、遠投性に優れたパワフルモデルとなります。

スピードスティック「TSS #4-2611B」

新たに発表されたモデルの番手は“#4”。既存の#1~3モデルよりも硬く、レングスも6ft11inchと長めの設計。

ブランク素材に関しては、これまでの機種と同様の低弾性カーボンを採用。硬いといっても、もっちりとした仕上がりになっているとのこと。

これまでのモデルと同様、オリジナルのグラス素材のテイストを残した設計になっているので、ティップの収束も早め。キャストフィールもシャキッとしてあるとのことで、よりキャストが楽しめるロッドといえるでしょう。

#4は遠投性に加え、トルク重視のパワーを持たせてあるので、琵琶湖や霞ケ浦など、広大なフィールドで遠投したい時にオススメ。

バットジョイントの2ピース

ルアーウエイトもMAX42gまで対応し、ハネモノや少し軽めのスイムベイトなどにも使えるのだとか。トルクを持たせたことで、#3ではできなかった、スピナーベイトやバイブレーションなどでのウィードを切りながらのサーチやリアクションでの誘い、フロッグゲーム、カバーゲームなど少し太いラインを使用したパワーゲームにも使える性能とのこと。

抵抗の強いクランクなどでもブランクが柔軟に受け止めるので、快適なリトリーブが可能。もっちりしたブランク構造に、シャキッとしたティップなので、バイト時も弾きにくくトップウォーターでも楽しみなロッドとなります。

スペック
モデル タイプ レングス ( m [ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g[oz]) 適合ライン

(lb )

ロッド自重 (g) 価格

(税抜)

TSS #4-2611B ベイト 2.11[6’11”] 2
オフセットハンドル
RF 177 MAX42[1-1/2] MAX25 141 ¥44,500

※発売時期は未定とのこと

天龍公式「スピードスティック」詳細ページはこちら

そのほかの注目ポイントについて

往年のモデル復刻に際し、現代の技術も各部に取り入れられています。

ガイドはステンレスフレーム・SiCリングのKガイド。リールシートはPTSを採用。

細部は感度や操作感を向上させるパーツが備えられます。

グリップ長は290mm

グリップ長は290mm。投げやすさと操作時の安定感あわせもつ、絶妙なレングスに設計されています。

コルクグリップなので使い込めば深みも増すデザイン。

エンドにはTENRYUロゴと「Pride of JAPAN」

エンドのプレートや、フックキーパーも搭載。ファンも嬉しい、細かな気配りや所有感を満たすパーツもうれしいところ。

「故きを温ね新しきを知る」なんて言葉が当てはまる「スピードスティック」。開発のコンセプトも、“ルアーフィッシングを心から遊べるロッド”と、従来のバスロッドとは楽しみ方も少し違うテイストに仕上げられています。

今回追加されるモデルは、遠投性・パワーに優れ、ルアーの使用範囲も広いのが特長。バス以外の魚にも使えるなど楽しみ方は自由自在。

発売はもう少し先の予定とのことなので、ぜひ楽しみに待ちましょう。

天龍公式スピードスティック詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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