ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

五十嵐誠が関東メジャーレイク【亀山ダム】春デカバスのハメ方のシークレットを公開

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

五十嵐誠が春の亀山ダムを解説

こんにちは五十嵐誠(いがらし・まこと)です。
今回は私のホームグラウンドの1つになっています春の亀山ダム(千葉県君津市)について最近の釣行を踏まえてお話しさせていただきますね!

1985年生まれ、落花生の名産地・千葉県八街市出身。
野尻湖、河口湖、桧原湖、亀山ダムでプロガイドとして活動中。
ちなみに…
昨年まで、長きにわたってJBトップ50メンバーとして大活躍。
今年は一旦、トップ50参戦を休止中。

主なトーナメントの成績
2011 JBトップ50 年間6位
2012 JBトップ50 年間9位
2013 JBマスターズ 年間1位
2013 JBトップ50 年間12位
2014 JBトップ50 年間7位
2015 JBトップ50第2戦 北浦 優勝
2015 JBトップ50第4戦 桧原湖 優勝
2015 JBクライマックスエリート5 桧原湖 優勝
2015 JBトップ50 年間3位
2016 JBトップ50第4戦桧原湖 優勝
2016 JBトップ50 年間2位
2017 JBトップ50 年間15位

五十嵐誠-公式ツイッター
https://twitter.com/makotooigarashi

五十嵐誠-公式ブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/08530312/

五十嵐誠-Facebookページ
https://www.facebook.com/makoto.igarashi.official/

五十嵐誠インスタグラム
https://www.instagram.com/igarashi_makoto/

ガイド情報
https://igarashi.bassguide.jp/

 

春の亀山ダムで意識したいのがフィーディングの「群れの魚」

春の亀山ダムなんですが、まず、僕が亀山ダムで意識しているのは『群れの魚』なんです!
トーナメントやガイドで確実に魚をキャッチしていくには、この群れの魚を意識することが大切だと思っています。
幸い亀山ダムにはかなり多くのブラックバスが生息しているためこの『群れ』が条件によっていくつものスポットでフィーディングという形で発生してくれます(夏で言うところのボイルフィッシュみたいな…)。

 

早春の場合はフィーディングするレンジがコロコロ変わるけど、その中で大事にしたいのが「バスはカレントを使ってフィーディングする」という考え方

ちなみに直近の釣行時(3月上旬)、はまだ産卵行動を意識というよりはまだバスのレンジがコロコロ変わる状態でした。

で、このコロコロ変わるバスのフィーディングスポットを見極めるためには、当日の暖かさや寒さがメチャクチャ影響してくるんですが、それとともに大事な考え方としているのが『バスはカレントを使ってフィーディングする』という考え方。

 

デカい魚ほどヨレの中でエサをとろうとすることが多い!

カレントの中では小さい小魚よりも体の大きい魚の方が慣性の法則を使い優位に立つことができるのでバスはカレントの中、特に『ヨレ』の中でエサをとろうとすることが多いと思っているんです。

 

春の亀山ダムで何処でカレントのヨレが発生するのか?

そして、春の亀山ダムのどこでカレントのヨレが起きてくるか? なんですが、以下の3つが挙げられます。

①上流のヨレ! 特に春はワカサギにつられてバスは上流へ!

上流は見た通りダムに注ぎ込む川の流れが常に発生しており一年を通じてカレントを感じる事 のできるエリアです。
特に春はワカサギが産卵のために遡上したりするのでそれにつられてバスたちも上流にフィーディングしに上がっていきます。
アウトサイドにできるチャンネルラインやカレントの中にある流木やブッシュがバスたちにとってとても良いフィーディングスポットになっています。

 

②岬周り!特にクリークの入口やアウトサイド側にある岬

特にクリークの入口やアウトサイド側にある岬ではボディーウォーターが大きくヨレてバスたちのフィーディングスポットになります。
さらに細かく説明すると、本湖の水温に対して上流から入ってくる水の水温によってカレントが強くおこるレンジが変わってきます。

本湖の水よりも比重の重い冷たい水が上流から流れてくるなら表層の水の一段下を流れていくし…。
本湖の水よりも比重の軽い暖かい水が上流から流れてくるなら表層付近にカレントが集中するといった感じです。
なので、上流の水にいち早く影響する『前日や当日の天候』というのが当日狙うべきレンジを教えてくれるのです。

 

③風によってできるカレントもアツいです

風は主に表層の水に影響を与えるのでよく言う『ウインディーサイド』のカレントが強くなり水のヨレも発生しやすいので表層の釣りには欠かせない要素の一つと言えます。

風が正面から当たる場所や風が吹き抜ける場所にあるちょっとした張りだしやブッシュなどはバスのフィーディングスポットになりやすいと言えるでしょう。

 

その他にも今僕がここで思い付かないけど『これってカレント生むよね』というスポ ットには可能性が隠れていると思います。
なので、皆さんも『これ!』って決めつけずき『これもかな?』みたいに常にフィーディングスポットをイメージし続けてバスを探していってほしいです!

1 / 2
次へ
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」