みなさんこんにちは。YAMASHITA STAFFの山中陽介です。
GWも明け、徐々に気候も夏に近づき始めた今日この頃。さぁお待ちかね、日本海側を中心にアツい夜の「イカメタルゲーム」がいよいよ開幕します!
イカメタルゲームとは、ライトタックルで簡単に美味しいケンサキイカを釣る釣り方の名称で、メタル…つまり金属製のイカ用のルアー(メタルスッテ)を用いてイカを狙う釣り方。今回はイカメタルで使用するライトタックルってどのようなタックルを揃えたら良いのかをご紹介していきます!
①:専用ロッドがベスト?代用もできる?ロッド選び編
まずロッドですが、今では専用のロッドが各社から発売されています。価格もお手頃なものもあり、もし新たにロッドを購入するのであれば、専用のロッドを購入したほうが良いでしょう。
もし購入する場合は、エリアによって使用するメタルスッテの重さが海域によって異なりますので、釣行を予定しているエリアの釣船がどのサイズのメタルスッテをメインとして使用しているかを問い合わせてから、それに合うロッドを購入したほうが良いです。
とりあえず手元のロッドで試してみたい!と思っているのであれば代用できるロッドはタイラバ、テンヤタチウオ、ティップランエギング、アジングロッドなど。専用ロッドと比べるとやや調子が異なりますので、それぞれのロッドの特徴を理解して使用することが重要です。
タイラバの竿は一般的にはやや胴調子で全体的に竿が曲がるのでやや強めに誘いやアワセを入れないと掛かりにくかったり、タチウオテンヤの竿はやや硬めなので強くアワセを入れると身切れしてしまったりするので、その特性を理解して使用しましょう。
また、ティップランロッドやアジングロッドはイカメタルロッドとしては流用可能なのですが、あまり重いメタルスッテは使いにくい点がありますが、釣船が指定するメタルスッテが軽いエリアであれば専用ロッドと遜色なく使用できます。
②リールは手持ちのリールでOK!カウンター付き小型ベイトリールがあれば…なお◎
手持ちのタックルがある場合はそれに合ったベイトリールもしくはスピニングリールを使用していただければ問題ありません。新たに揃える場合は、カウンター付きのベイトリールがオススメ。
イカメタルゲームにおいて、イカのタナ(泳層)を見つけることが重要で、そのタナを見つければ連発することがよくあります。そのため、一度釣れたタナはしっかり覚えておき、次の投入ではそのタナを重点的に狙います。
カウンターがなくともPEラインのマーカーでタナはわかりますが、夜釣りの集魚灯下では使用するPEラインのカラーによっては見難いこともあり、視覚でしっかりと確認できるカウンター付きのリールのほうがストレスなく釣りができます。
ずっと手持ちで誘い続けるため、リールのサイズはPE0.6号が200~300mほど巻ける小型で軽量のものがベストです。
③:ラインは迷ったらPE0.6号!太すぎるラインはトラブルのもとに…
イカメタルではほとんどのエリアで0.6号前後が主流となっています。
PE1号以上の太いラインは潮の抵抗を受けやすい分、イカの繊細なアタリがわかり難く、また潮に流されて他に乗船しているお客様とのオマツリの原因にもなります。釣船によってはラインの太さを指定している場合もありますので釣行前に確認してみると良いでしょう。
また、時期によってはフグやサワラなどにPEラインを切られたり、オマツリで切ってしまったりすることもあるので、最低でも0.6号前後を200m巻いていれば安心です。
仕掛(リグ)を結ぶためにメインラインに摩擦系ノット(FGノットなど)でリーダーとしてフロロカーボンの4~5号を1~1.5mほど繋いでその先にイカメタル用の仕掛(リグ)を結びます。
タックルを揃えればひとまずイカメタルゲームにチャレンジ可能!最近はレンタルタックルを完備している釣船も増えてきています。まずはレンタルタックルでチャレンジしてみて、その後に自分に合ったタックルを揃えてみるのも良いでしょう。
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出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」
タックルが揃ったら次に必要なのは…というわけで、次回はイカメタルゲームで使用する「スッテ」編をお届けします!こちらもお楽しみに!