天龍のライトジギングシリーズ、「ホライゾン」。
ホライゾンでは、近海のライトジギング・スーパーライトジギングに特化した「ホライゾンLJ」、スロー系のライトジギングに特化した「ホライゾンSL」、スロー系からハイピッチ、マルチにこなせる「ホライゾンMJ」、フラッグシップモデルの「ホライゾンプログレッシブ」の4種類が展開されています。
今回は、上位モデルの「ホライゾンプログレッシブ」をピックアップしてご紹介!
「ホライゾンプログレッシブ」ってどんなロッド?
「ホライゾンプログレッシブ」は冒頭でもふれたように、ホライゾンシリーズの上位モデル。
各モデルをカバーした性能で、ベイト4機種・スピニング3機種の全7モデルが展開。ベイトはスロー系モデル、スピニングはホライゾンLJをベースにしたライトモデルとなります。
フラッグシップモデルということもあり、各機種には「C・N・T(カーボンナノチューブ)」が搭載。
高弾性で仕上げたブランクにネバリを持たせ、ジグの操作性や、曲げ込んだ際のネバリ強度を持たせています。
スロー系のベイトモデル
スロー系のモデルは4機種が展開。
ベイエリアから近海の浅場からディープエリアまで幅広く対応したラインナップで、パワーもML・M・MH・Hに分かれています。
ブランクは、高弾性カーボンにC・N・T搭載で、4軸カーボンと、ネバリとハリに優れた設計。
高弾性をベースにしているので感度も高く、またハリも強いので、キレのあるジグアクションの演出するにもピッタリのモデル。
ガイドもチタンフレーム、トルザイトリングを使用したKガイドを採用。軽量で滑りの良いトルザイトリングの効果で、快適なリーリング感が体感できる仕上がりとなります。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2022/05/horizon_progressive_guide1_large.jpg?resize=1024%2C449&ssl=1)
左:Kガイド(ダブルフッド) 右:Kガイド(シングルフッド)
MODEL | TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | ACTION | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
Best (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
Drag Max (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
TIP DIA (mm) |
ROD WT (g) |
CARBON /GLASS (%) |
PRICE
(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HPG66B-ML | B | 1.98[6’6″] | 1 | R | 198 | MAX150 | 100 | 25 | 0.6-1.5 | 4.0 | 405 | 2.0 | 121 | 93/7 | ¥51,000 |
HPG66B-M | B | 1.98[6’6″] | 1 | R | 198 | MAX200 | 150 | 30 | 0.8-2 | 5.0 | 405 | 2.0 | 125 | 92/8 | ¥51,500 |
HPG66B-MH | B | 1.98[6’6″] | 1 | R | 198 | MAX230 | 180 | 35 | 0.8-2 | 5.5 | 405 | 2.0 | 139 | 92/8 | ¥52,500 |
HPG66B-H | B | 1.98[6’6″] | 1 | R | 198 | MAX300 | 250 | 35 | 0.8-2.5 | 5.5 | 405 | 2.2 | 150 | 92/8 | ¥53,000 |
同じくスロー系モデルの「ホライゾンSL」との違いですが、主にブランク構成・ガイドなどが異なります。
ホライゾンSL | ホライゾンプログレッシブ | |
ブランク構成 | 中弾性 & 高弾性カーボン | 高弾性カーボン & C・N・T & 4軸カーボン |
ガイド設計 | チタンフレーム & SiCリング | チタンフレーム & TORZITEリング |
グリップ(リールシート) | Fuji(TCS18 無塗装) | Fuji(TCS18 塗装有り) |
まずブランク構成ですが、プログレッシブはフラッグシップということもあり、C・N・Tなどテクノロジーが多数盛り込まれています。
ベースも高弾性なので、ハリの強さは大きく異なり、感度も非常に高いのが特徴。もちろんSLも感度に優れているのですが、プログレッシブはそれ以上に感度が体感できるとのこと。
パワーランクは両シリーズともML・M・MH・Hで表記されますが、SLとプログレッシブでは、同じMでも『1.5倍程の張り』を感じられるとのこと。
ジグの操作もハリがある分、キレが増すので、青物などを狙う際はプログレッシブが有効。逆にロックフィッシュなど遊泳力の弱い底もの系の魚を狙う際はSLがオススメ。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2022/05/horizon_progressive_guide1_large-1.jpg?resize=1024%2C524&ssl=1)
左:ホライゾンプログレッシブ(Kガイド チタンフレーム・トルザイト) 右:ホライゾンSL(Kガイド チタンフレーム・SiC)
続いてはガイドですが、やはりトルザイトのほうがラインの滑り・感度に優れています。その分、SLは価格が抑えられているので、初めてスロージギングをする方にもオススメのモデル。
ライトモデルのスピニング
ライトモデルは各機種とも「ホライゾンLJ」をベースに開発。
ライトタックルの限界に挑んだチャレンジモデル「HPG612S-M」、軽量ジグで大物にも対応したアドバンスモデル「HPG642S-LL」、スピニングタックルでロックフィッシュを狙うネギングモデル「HPG632S-ML」の3機種がラインナップされています。
ベースとなった各モデルの良さを受け継ぎながら、最新のテクノロジーを搭載することで、より進化を発揮したモデルに仕上げられています。
マグナフレックス製法カーボンフレックスへの変更
ベースとなったホライゾンLJと比較して、大きく変わったポイントは、ティップがマグナフレックス製法のグラスフレックスからカーボンフレックスへの変更。
マグナフレックスが採用されている「HPG612S-M」・「HPG642S-LL」に関しては、グラスに近い低弾性カーボンをティップに使用することで、ソフトなティップを残したまま高感度化が図られています。
チタンフレーム・トルザイトリングの採用
また、ガイドもチタンフレームに変更することで軽量化、トルザイトリングを採用(トップのみSiC)したことで、より感度も追及されています。
「HPG642S-LL」はより太いラインが使用できるよう、サイズもやや大きめに修正されています。
グリップレングスの長さの変更
グリップに関しても各機種の特性を考慮した設計になっています。
アドバンスモデルの「HPG642S-LL」では、リアグリップ長を短く設定しアンダーハンドでのキャストを楽に行える長さに変更。
ネギングモデルの「HPG632S-ML」では、グリップ設計も大きく変更。
リールシートからグリップエンドまでの長さを、他の機種に比べ長くすることで、ストレートポンピングでのファイトが行い易い様に設定されています。
MODEL | TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | ACTION | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
Best (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
Drag Max (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
TIP DIA (mm) |
ROD WT (g) |
CARBON /GLASS (%) |
PRICE
(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HPG612S-M | S | 1.86[6’1″] | 2 (O.S.H) | R | 140 | MAX200 | 150 | – | MAX2.0 | 5.0 | 455 | 1.5 | 109 | 93/7 | ¥53,000 |
HPG632S-ML | S | 1.90[6’3″] | 2 (O.S.H) | RS | 141 | MAX150 | 120 | – | MAX2.0 | 3.0 | 500 | 1.8 | 112 | 92/8 | ¥53,000 |
HPG642S-LL | S | 1.93[6’4″] | 2 (O.S.H) | RS | 152 | MAX100 | 60 | – | MAX1.5 | 2.5 | 410 | 1.4 | 97 | 90/10 | ¥53,000 |
天龍公式「ホライゾンプログレッシブ」詳細ページはこちら
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2018/12/logo.png?fit=560%2C70&ssl=1)