2022年にフルモデルチェンジされた天龍のタイラバロッド「レッドフリップ」。
乗せ・掛け、シャロー・ディープ、ドテラ・バーチカルなど、様々なシチュエーションに対応した特化型モデルがラインナップされています。
そんな中でも特に注目の高い機種といえば、唯一のスピニングモデル「RF672S-ML/CK」。
スピニングタックルならではのキャスティングを活かした、掛けを主体としたロッドです。今回はそんな「RF672S-ML/CK」をピックアップして紹介していきます。
「RF672S-ML/CK」のスペック
モデル | タイプ | レングス(m[ft]) | 継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | ライン(PE/号) | ドラグMAX(kg) | リアグリップ長(mm) | 先径(mm) | ロッド自重(g) | カーボン/グラス(%) | 本体価格(税別) |
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RF672S-LML/CK | スピニング | 2.00[6’7″] | 2 オフセットハンドル |
RF | 160 | バーチカル 45~160 ドテラ MAX200 キャスト MAX75 |
MAX 1.2 | 3 | 405 | 1.1 | 101 | 92/8 | 35,000円 |
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バーチカルで反応がないときの一手に
近年では、スピニングタイラバという言葉も多く聞かれるようになり、スピニングタックルを使用する方も増えてきています。
その最大の理由はキャスト性能を活かした広範囲へのアプローチ。
「RF672S-ML/CK」は水深50m以内を想定したシャローエリアをメインにしたロッド。バーチカルの状況下で底潮が動いていない…、ドテラで潮と風の動きが弱く、船が流れない…なんてときに活躍するモデルです。
キャストすることで、自らドテラの状況を作り出せるので、バーチカルで反応がないときこそ手にしたい一本です。
実際、斜め引きでしか反応してこない個体も多く、船内で差をつける際にも有効。
タイラバ以外でも東北の日本海エリアで人気の高いメタルジグをキャストして狙う、マダイジギングにもオススメのスペックです。
スピニング×掛けの攻めのモデル
「RF672S-ML/CK」のベースは前作の「RF682S-ML」にバットを強化。
アタリを感じ積極的にフッキングを入れていく『早掛け』や、タイの反転のタイミングでアワセを入れる『送り掛け』の両方に対応できるフッキングパワーを有しています。
パワーもMLで細身のブランクではありますが、バットにはC・N・Tを搭載しているのでファイト中のネバリも十分! 青物などのゲストや大型のマダイでも安心してやり取りが可能です。
ブランクは、マグナフレックスのカーボンフレックスで、ティップ部に中弾性カーボン、ベリーからバットは高弾性カーボンを主体にチューブラ状に構成。キャストと掛けに特化したアクションとなります。
また、フリーフォール時のフォール速度はベイトよりも速いので、素早く落として掛けにいくといった攻めのアプローチが可能。
メインロッドとしてはもちろん、サブロッドとしても「RF672S-ML/CK」は非常に頼りになる存在です。これまで巻きのタイラバのみで楽しんでいた方も、このロッドがあれば新しいスタイルのタイラバが楽しめる、そんな一本に仕上げられています。
出典:YouTubeチャンネル「TENRYU CO.,LTD」詳細ページ