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【昼までに結果を出す】イナッチ稲見 則仁が短時間オカッパリ釣行で結果を出す4つの鉄板パターン

寄稿:稲見 則仁
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春のバス釣り特集

鮎邪128 REST SL

まずはメインとなる「鮎邪128 REST SL」。コイツで広範囲を探りながら、春のポイントになりやすいブレイクライン・ストラクチャーの近くを通すイメージでバスを誘い出していきます。

ローテーションとしては一発目。まず朝一に広範囲を、鮎邪128 REST SLでウロウロしているバスを狙っていくイメージ。

基本アクションは「ジャーク・アンド・ステイ」。アクションにメリハリつけ、春になって動き出したばかりで本調子ではないバスをジャークで寄せ、止めて食わせます。一定層を横に動かし、動きを止め食う間を作れるので、特に春には強いルアーとなります。

プレッシャーを与えないことがキモ

通っているフィールドは水深がなく、狭いエリアが多いのでジャークする際にでる音や波紋に気を使っています。

あまり強くジャークするとラインで水面を叩いてしまうので、音・波紋でバスにプレッシャーを与えてしまいます。そこで、ジャークする前にラインを水に馴染ませてから優しくジャークしてやったり、リーリングでジャークするなどの工夫をして使用。

リーリングでジャークするとロッドで行うジャークよりアクションは弱いのですが、よりナチュラルにアピールすることができるという点もポイント。ロッドでジャークして食わなければ、アクションを変えてリールジャークでバスにアプローチします。

またステイ時間は1秒から3秒位。短いステイでもしっかり止めて食わす間を作ります。状況にもよりますが、目安として桜が咲く頃には1秒程のステイで、テンポ良く釣り歩いています。ほぼステイ中にバイト、ステイ後のジャークでフッキング。これが面白くて…とにかくハマる釣りです!

こんなチューンもオススメ

きっちりと食わす間を作りたいので、サスペンド〜超スローフローティングぐらいに鉛シールを貼って調整を行なっています。

また、気難しいタイミングでショートバイトが多いのもこの時期の特長。貴重なバイトを逃さない為に、釣行前に使用するフック先を必ずチェック! ショートバイトでの掛かり方にかなり差が出ます! 特に…そのまま使いがちなハードプラグ類は要チェックです!

 CORE HEAD +BARIKI SHAD スイムジグ

横の動きという点では上記のRESTと同じ立ち位置ですが、よりストラクチャーやカバー周りを探る時は、引っ掛かったりスタックすることが少ない「CORE HEAD」+「BARIKI SHAD」のスイムジグで丁寧に探っていきます。

イメージ的には、日が昇りプレシャーがかかってきたらシェード、ストラクチャー、カバーを釣っていく感じ。広いシェードはREST SLで引き続き探り、ストラクチャー、カバー周りをタイトに攻める場合はCORE HEAD +BARIKI SHAD…という感じです。

いろいろ使える便利なヤツ

スイムジグは基本、中層のスイミングで使用。

より時間をかけてストラクチャー周りを探ったりするときは、このままボトムをズル引きしたり、リフト&フォールでも使用します。いろいろ使えるので、僕みたいなランガンスタイルにはもってこいなんです。

KILLERS BAIT

雨が多く降った後など、増水して濁りが強く入ることがあるのですが、その場合バスへのアピールを強くしたいので「KILLERS BAIT」を使用することがあります。また、バスが高活性だと思われる時にも良いと思います。

基本ただ巻きで使用。スピナーベイトの根掛かりしにくいという特長を活かせば、カバー・ストラクチャー周りも丁寧に探れるので、効率良い釣りができるのがメリット。ここぞというときのために、ボックスに入れています。

BIG SPIDER MICRO or SHAPE-S 2.5のライトリグ

横の動きのルアーで反応が良くないときや、渋いけど確実にバスがいるであろうポイントには、ルアー自体のボリュームを落としバスへのプレシャーを抑え、バスの口を使いやすくする為のライトリグを入れます。

使うのは「BIG SPIDER MICRO」「SHAPE-S 2.5」のミドストやホバスト。

キモは”ネチネチ”と誘うこと

ここでのキモはとにかく「ネチネチ」と誘うことです。ポイントに対しトレースコースを何度も変えながら丁寧に探ります。

またダウンショットリグでミドストを行うときは、リトリーブをやめダウンショットの特徴を活かし、ポイントに対して中層に浮かし、バスを誘うことができるので、よりスローにアプローチすることができます。

使用タックルはこちら

鮎邪128 REST SL・GANJIG CORE HEAD +BARIKI SHAD・KILLERS BAIT

ロッド:Killers-00 Blue Series BLOOD LICK KGB-00 4-680MH【ガンクラフト】
リール:MAGO 001【ガンクラフト】/TATULA SV TW 7.3【ダイワ】
ライン:G-BLOOD FC 14Lb【ガンクラフト】

リールは1回転の巻き取り量が違うので、状況により使い分けています。巻取り量が多いMAGO 001は早巻やリーリングジャーク多用時に使用しています。

BIG SPIDER MICRO・SHAPE-S2.5

ロッド:Killers-00 Blue Series BLOOD SHOCK KGBS-00 2-660L【ガンクラフト】
リール:COMPLEX CI4 2500HGS【シマノ】
ライン:KUREHA SEAGUAR R18 FLUORO LTD 4Lb【クレハ】

丸1日しっかり時間が取れなくても…効率や狙うポイント、ルアーなどを絞れば、出会えるバスはきっといるはず。ぜひ参考にスキマ時間でいい釣りを!

ガンクラフト(GANCRAFT)

自然豊かな和歌山県田辺市を拠点に、天才ルアークリエイター平岩孝典氏が社長をつとめるルアーメーカー。元祖S字系「ジョインテッドクロー」シリーズやキラーズシリーズのルアーやロッドなどの人気バスアイテムだけでなく、餌木邪やコソジグなど、こわだりのソルトウォーターアイテムを続々と輩出中。
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