お値段以上、バサル
テイルウォークの「バサル」は、フルレンジ、エランに続くベイトリールシリーズ。
バサルは、シリーズとしては新参者だが、「お値段以上」と評価は高い。
実は価格11,000円(税別)。ちょっとビックリですが、クオリティは明らかにその価格以上のものを感じられるのです。
出典:テイルウォーク公式
上記写真は昨年3月にテイルウォーク開発日記に掲載されたタイラバでの1尾。メモリアルフィッシュの顛末はこちら。つまり、問題なく大ダイもキャッチできますよと。
フルレンジ、エランとアングラーから支持を受けてきたからこそ、こうした低価格帯リールに、そのイズムが踏襲されているともいえます。
グラファイトフレームに強化カーボンサイドカバーで、軽さを求めながら強度も両立、スプールは鋳造アルミスプール。
もちろんベアリング自体は4+1と、超シルキーとはいえないまでも、リール自体の軸がブレないからか、ルアーの挙動などを的確に伝える巻き感度は十分。
ブレーキはマグネットブレーキシステムを採用。サイドカバーを開けずとも側面のダイヤルで調整でき、釣りにデビューしたての方でも難しい操作は不要。とにかくコストパフォーマンスには驚くしかないリールで、フレッシュからソルトまで幅広く使えてしまうのも魅力。
エントリーにはもちろん、中級者以上の方のサブ機としても価値があるリールではないでしょうか。
CAとVT
タイプは2つあり、CAとVT。
モデル | ギア比 | ウエイト(g) | ドラグMAX(kg) | 糸巻量 | ベアリング | 巻上量 | 定価 |
CA73R CA73L | 7.3:1 | 190 | 6.5 | PE2-200m | 4+1 | 78cm/回転 | 11,000円 |
VT73R VT73L | 7.3:1 | 198 | 6.5 | PE2-200m | 4+1 | 78cm/回転 | 11,000円 |
テイルウォーク公式バサル詳細ページはこちら
CAはベイトキャスティングモデルで、バスでは巻きモノ、ちょっとしたビッグベイトもこなせる糸巻量も魅力(16lB・100m)。90mmのダブルハンドルでロックフィッシュやシーバスなどにもハマるでしょう。
バーチカルモデルのVT73は特にオフショアでのタイラバやジギングなんかにもマッチするはず。
こちはオフショアでの大物も想定してパワーハンドルとなっているのが特徴です。
VTはバーチカルを意味し、タイラバやジギングなどオフショアの釣りに向く。可変パワーハンドル&EVAハンドルノブはオフショアでのパワーファイトをアシストします。
何かと使えて全然悪くない、コストパフォーマンス的にはピカイチ。徐々に各魚も活発になるこのタイミングに、満足度の高いバサルを複数用意するのもよいかもしれませんよ!