STARTのタイラバ。タイラバのSTART。
看板商品「2step TG」をはじめ、替ユニットやパーツ、各地で品切れ続出中の根魚を釣ることだけに特化したジグ「Bottom Step」などを展開。
SNSや釣具屋さん、乗合船で見かけない日はないSTARTの文字。
さてSTARTといえば瀬戸内がホーム。そして瀬戸内といえば…。できるべくしてできた新しいブレードジグ、それが「TG RUNNNER(TGランナー)」なのかもしれません。
釣ること“だけ”に特化したブレードジグ「TG RUNNNER」
本邦初公開となる「TG RUNNNER」。釣ることだけに特化してこだわりにこだわり抜いたという、サワラゲームや青物全般に対応するタングステン製のブレードジグ。
今回幸運にもサンプルを入手、広報担当の方にお話を伺うことができました。
START公式「TG RUNNNER」詳細ページはこちら
そもそも、STARTといえば瀬戸内がホーム。そして、もちろん瀬戸内で楽しめるのはタイラバのみにあらず。青物やサワラも好ターゲットな訳です。
つまり「シグが欲しい、ジグを作りたい」と思うのは必然。その想いは数年前からあったそうで、製作を本格化したのは遊漁船船長の仲間達からの要望があったから。そして密かにテストを繰り返していたそうな。
これは釣れる!と評されるワケ
サンプルを見た船長達が「鳥肌が立った」とも、「間違いなく釣れる」と太鼓判を押したとも言われるこのジグ。
なぜ釣れるのか。その理由を深掘ります。
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サワラが好んで捕食する小型のイワシを演出する。そのためにボディからブレードまでの距離を最小限にすることができる「ピアスシステム」を搭載。
このピアスシステムにより、スイベルの半分をボディに収納できる埋込式スイベルを搭載することが可能となり小型化に成功、全長を約9%削減することができたという。
また、埋め込み式スイベルの弱点でもあった「スイベルが交換できない」という点も、脱着可能ワイヤーを採用することでクリア。加えてカンタンに交換できるというメリットも。
フックは大型のサワラや青物に対応すべく、オリジナルの太軸フックをイチから製作。スプリットリングとスイベルは金属疲労に耐えるオリジナルの太軸仕様。ブレードにはこちらもオリジナルのコロラドブレードを採用するというこだわりよう。
また、スイベルとスプリットリングを収縮チューブで覆い、遊びを少なくすることで可動域が抑えられクラス最高水準の引き抵抗の軽さを実現。また、フックがラインを拾う「エビ」になりにくいというメリットもあるんだとか。
ユニットのスイベルにスプリットリングを追加すれば他社のジグにも使用可能というのもうれしいポイント。
魚を釣るためには人間の体力や集中力を維持するということも必要。つまり、疲れずにストレスなく使えるということが必要となるわけです。
ユニット部分の可動域を抑えるギミック、エビになりにくいというメリットもさることながら、ボディはアクション時に回転を抑制する左右非対称設計に。こちらも抵抗を受けにくい形状が追求され、巻き抵抗の軽さに貢献するという。
釣れるためのカラーラインナップ
カラーも実績高めのカラー、揃ってます。
釣ることだけを考えて、釣りバカが作ったブレードジグ。
…使うのが楽しみで仕方ないのは、記者だけではないはず。