2021年に登場した「スティーズ リミテッド SV TW」。
このリールはフラッグシップモデル「スティーズSV TW」にハイパードライブデザイン採用、SVブーストスプールを搭載したリミテッドモデルとしてリリースされたモノ。
【スティーズ LTD SV TW】ダイワのスティーズに注目の34mmSVブーストスプール搭載のリミテッドモデルが登場【多数のプロスタッフの使用インプレ紹介】
そんな「スティーズ リミテッド SV TW」に藤田京弥さんが熱望したカスタムモデルが登場!
藤田 京弥(KYOYA FUJITA ) プロフィール
スティーズ リミテッド SV TW 1000S【ダイワ】
今回登場する「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」。細かい機能の説明は後述するとして、まずは外観をチェック!
品名 | 巻取り長さ (cm/ ハンドル1回転) |
ギア比 | 自重 (g) |
最大 ドラグ力 (kg) |
標準 巻糸量 ナイロン (Lb-m) |
スプール寸法 (径mm/幅mm) |
ハンドル 長さ (mm) |
ベアリング (ボール/ ローラー) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
1000S-XH | 90cm | 8.5 | 160g | 5.0Kg | 8Lb50~100m 10Lb40~80m 12Lb35~70m |
34mm/24mm | 85mm | 12/1 | ¥70,000 |
1000S-XHL | 90cm | 8.5 | 160g | 5.0Kg | 8Lb50~100m 10Lb40~80m 12Lb35~70m |
34mm/24mm | 85mm | 12/1 | ¥70,000 |
ダイワ公式「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」の詳細ページはコチラ
いやぁー相変わらずカッコいい! では、細かく特長を見ていきましょう!
SV BOOSTで初となるシャロースプールを搭載
なんと「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」には、SV BOOSTで初となるG1ジュラルミン製Φ34mm SV BOOSTシャロースプールが搭載されています。
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」
必要なライン量だけをストックすることで、スプールのトータルウェイトを軽量化。結果として、スプールの立ち上がりが向上し低弾道の鋭いキャストが可能になっています。
待望のギア比8.5
今回の「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」は、ギア比8.5、巻き取り長さが90cmのエクストラハイギア仕様。既存の「スティーズ リミテッド SV TW」の最高ギア比が7.1、巻き取り長さが75cmなので15cmも巻き取り長が伸びています。
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」
これにより手返しが良くなったり、ラインスラッグを素早くとることができるので、魚をばらしにくいなどのメリットも。
スティーズ リミテッド SV TW 1000S専用外観
「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」は、専用外観も特長的。
専用のハンドルが搭載されており、ボディも若干黒くなったような…?
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」
HYPERDRIVEデザイン
初期性能が長く続くことを目指した思想設計「HYPERDRIVEデザイン」。
モチロン「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」も「HYPERDRIVEデザイン」で設計されています!
「HYPERDRIVEデザイン」では実際、具体的にどんなテクノロジーが使われているのかというと…以下の通り。
強く滑らかな回転が持続し続けることを追求したベイト(両軸)リールにおける新設計のギアシステム。
耐久性に直結するギアの歯のモジュール(大きさ)は小さくせず噛合い率アップを達成し、 初期の滑らかさが長く続くことを実現させたダイワ独自のテクノロジーです。
滑らかさの持続と、巻きの強さ・軽さを実現した駆動サポートシステム。
ピニオンギアの両端を2つのボールベアリングで高精度に支持することで、ハンドルからの入力を減衰せず、負荷が掛かった時でも力強く、軽く巻上げることを可能にしています。
内部構造を高剛性、高精度でしっかりと支え、精緻な巻き心地とパワーを生む筐体システム。
要であるフレームに金属素材を用いることが必要条件で、サイドプレートやセットプレートとの組合せにより、基本性能をさらに長く発揮し続けることを可能にしています。
「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」では、フレーム、ギア側サイドプレートはマグネシウム合金を用い、ダイヤル側セットプレートにアルミニウム合金を採用。軽量化と強度を実現したフルメタルハウジング仕様となっています。
何千回、何万回でも滑らかに動き続けるメリハリのきいたオン・オフ性能だけでなく、塩分濃度の高い海水域でも極めてトラブルの少ないクラッチシステム。
過酷なソルトシーンにおける固着修理件数を、当社比で既に99%削減する実績をもたらした、最先端の絶縁構造となっています。
まだまだあるこんな機能
他にも、スプールをボールベアリングのみで支え、シャフトレスにより余分な抵抗が少なくなり理想のスプール回転が得られる「ゼロシャフト」。
マグネットブレーキの進化により全てのルアーをマグダイヤルのみで対応が可能になり、メカニカルブレーキの調整不要の「ゼロアジャスター」。
ドラグ効き始めの初期の食い付きを解消し、ムラのない滑らかさを実現しながら締めれば締めるほど効くドラグ「UTD」。
などなど機能が山盛りになっています!
以上、「スティーズ リミテッド SV TW 1000S」の情報でした!
新設計のSV BOOSTシャロースプールを搭載していて、待望の8.5のエクストラハイギアな本機。ソルト対応なのもうれしいトコロ。バス以外にも使用幅が広がった感じではないでしょうか? 発売が楽しみです!
藤田京弥さんによる解説動画はコチラ
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」