こんな休日を過ごす大人になりたい…なんて思って、この動画を見ている仕事中のボクです。
天龍の舟木雄一さんが、トラウトロッド「レイズオルタ」を手に、エリアトラウトと渓流域での釣りを楽しむ…というもの。
管釣りと渓流釣りの合間のコーヒーが美味しそうで…(笑)。
レイズオルタ
天龍の「レイズオルタ」はジャンルとし分けるのであればエリアトラウト用ロッド。
90年初頭に、まだ現代ほど細かなルアージャンルがなかったころに「Fates(フェイテス)」というルアー・フライブランドが生まれた。そのフェイテスからミッジミノーインというロッドが登場。時はたち、現代版のミッジミノーインと呼べるレイズオルタRZA60MLM-T (Midge Minnowin’)が生まれたそうです。
そうして現在は3機種のレイズオルタがある。
大きく変わったのはマグナフレックス製法。
異なる弾性をスムーズにつなぎ、セクションごとに役割を持たせ、それが違和感のないひとつのピースとなる天龍独自のテクノロジー。
釣って楽しいロッド、それがレイズオルタの3機種。
RZA60MLM-T (Midge Minnowin’)
全長( m [ft]) | 継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアー(g) | ライン (lb) |
リアグリップ長 (mm) |
先径 (mm) |
ロッド自重 (g) |
カーボン/グラス (%) |
価格(税別) |
1.83[6’0″] | 2 | R | 94 | ≒ZERO-7g | 2-6 | 185 | 1.2 | 78 | 94/6 | ¥40,000 |
RZA60MLM-T。サブネームはMidge Minnowin’。まさにフェイテス・ミッジミノーインの後継者という位置づけ。小型ミノーのトゥイッチや、ジャークといった操作に向いたモデル。
ボトム付近のリフト&フォールで繊細なバイトを取るにも向きます。
低弾性チューブラティップでバイトを弾かないのはもちろん、マグナフレックスでつながるベリーからバットにかけての中弾性チューブラはルアーの操作性、溜めを意識した仕様。
RZA61L-T (Midge Crankin’)
全長( m [ft]) | 継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアー(g) | ライン (lb) |
リアグリップ長 (mm) |
先径 (mm) |
ロッド自重 (g) |
カーボン/グラス (%) |
価格(税別) |
1.86[6’1″] | 2 | R | 96 | ≒ZERO-5g | 1-5 | 185 | 1.2 | 78 | 95/5 | ¥41,500 |
RZA61L-T。サブネームはMidge Crankin’。クランキンというだけあって、小型クランクベイトを意識しやすいが、それだけではありません。ステディリトリーブ、要は一定速の巻きモノ系には非常に扱いやすいロッド。
つまりはミノー、スプーンなども含めて低速から中速域のリトリーブスピードで、一本で色々遊べる機種なのです。
マグナフレックス製法により、シームレスに曲がる。こちらもティップがスッと入り、掛けてからのトルクもあるロッド。ある程度、何でも使えるオールマイティーさも魅力。
RZA62UL-S (Midge Spoonnin’)
全長( m [ft]) | 継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアー(g) | ライン (lb) |
リアグリップ長 (mm) |
先径 (mm) |
ロッド自重 (g) |
カーボン/グラス (%) |
価格(税別) |
1.88[6’2″] | 2 | R | 97 | ≒ZERO-4g | 1-4 | 185 | 0.8 | 74 | 93/7 | ¥42,000 |
RZA62UL-S。サブネームはMidge Spoonnin’。パワーでいえばULと最もしなやかさがあり、かつシリーズ唯一のカーボンソリッドティップ。
フレキシブルに、繊細にティップが曲がるロッドといえるでしょう。
スプーニンというだけあり、1gアンダーのマイクロスプーンを非常に扱いやすい。とはいえ、中身が詰まったソリッドですからどうしても重さが出てしまう、しかし扱うのはマイクロスプーン…ということで、その調整に非常に苦労したモデルなんだそうです。
そのため、小さなルアーであってもルアーのわずかな抵抗を敏感に捉え、活性が低い時にも非常に頼りになる相棒となります。
全機種ともに個性がありますが、どれを使っても竿が仕事をしてくれるレイズオルタ。
美味しいコーヒーとともに、エリアに小渓流にと、大人の休日を楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。
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