大は小を兼ねない。
ロッドの場合、釣り上げることにおいては大が小を兼ねることもある。ただし、アプローチにおいてはターゲットやシチュエーションに応じて小さいルアーを投げる必要があるし、わずかに手元に伝わる繊細なアタリを乗せるにはガチガチのヘビーロッドではまずい。
大も小も兼ねる、その上で“短”も兼ね備える。そんな矛盾だらけのロッドがフィッシュマンより。
Beams Xpan7.10LHTS(ビームス エクスパン)
全長:239cm(7ft10in) マテリアル:4軸カーボン ガイド:ステン+Kガイド 自重:183g 継数:5ピース 仕舞寸法:58cm グリップ長:42cm ルアーウェイト:6~28g ライン:PE1~3号 販売価格 ¥39,800(+税)
フィッシュマン公式「Beams Xpan7.10LHTS」詳細ページはこちら
ランガンも、新規開拓も、出先のついで釣りも、全てこの1本で
延長=エクスパン。
フィッシュマンから登場する新しいロッド「Beams Xpan7.10LHTS」。エクスパンの名前が示す通り、その特長まずは“短”であること。仕舞寸法58cmのテレスコピックで、サッとカバンに忍ばせて機内持ち込みも可能。この時点で携行性の高さは申し分なし。
もっとも注目すべきは、大も小も兼ねるというバーサタイル性。ターゲットやジャンル、フィールドを広げる…という意味もエクスパンには込められていると。
7ft10inクラスでは異色とも言える、太く強靭なバットを採用。テスト時のヒラスズキやサーモンとのファイトにもビクともしなかったという。
張りはあるけど追従していく。ベリーには粘り要素が入っているブランクスを採用。粘りがあると言っても作りはシャープ。シェイク時には動かないというフィッシュマンらしいクセのある調子。
意外とシャープ…というティップは感度バツグン。それでいて、粘りの素材も入っておりしっかり負荷に応じて追従していく作りに。径を太く設定してあるがゆえの特性にして、かつ破損しにくいという特長も太い径が為せる業。
つまり、強靭なバットに粘りとシャープさのあるベリー、そして感度がよくしなやかなティップによって、アジなどのライトゲームから、ヒラスズキやサーモンといったゲームまで可能にすると。
百聞は一見にしかず。解説~実釣動画をチェック。
各部詳細
らしさ全開の2022NEWロッド。発売前からメーカー在庫欠品という注目度の高さも特筆すべき点。見かけた際はお早めに。
Fishman