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【東京湾ビッグベイトシーバスゲーム】最近情報&おすすめビッグベイトロッドは?

寄稿:数野 達也
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こんにちは。エバーグリーンプロスタッフ&東京湾ボートフィッシングガイドサービス「インパクト」キャプテンの数野達也です。

数野 達也(Tatsuya Kazuno) プロフィール

横浜を拠点とするボートフィッシングクラブ「インパクト」を営む敏腕キャプテン。ビッグベイトなどの大型ルアーを用いたダイナミックなスタイルのボートシーバスフィッシングを得意としている。エバーグリーンシーバスプロスタッフ。

今回は、近年ますます注目度がアップしている東京湾ビッグベイト・シーバスゲーム! そんな中、お客さんなどから最近よく質問・ご相談を受けるのが、東京湾のビッグベイトシーバスゲームではどんなロッドがイイですか? ということ。

そこで、今回は自分が超愛用しているロッド「オライオン OCSC-711XX スローン」について、その愛用理由や特長、また東京湾のビッグベイトシーバスについてご紹介させていただきます。

東京湾ビッグベイト・シーバスゲームがアツい!
どんなゲームなのか!?

東京湾近郊のフィールドでは、近年のアウトドアブームとも相まってオカッパリ・ボートともにシーバスフィッシングを楽しまれる人が急増中。そんな中で以前にも増して注目を集めているのがビッグベイトを使用したシーバスゲームです。

ひと口にビッグベイトと言っても、どこからどこまでがビッグベイトなのかは人によると思いますが、自分の中では14センチ以上のビッグミノー・ビッグペンシル・S字系から、果ては20~30センチのジャイアントベイトまで、全て含めてザックリ、ビッグベイトだろうなと考えています。

さてそんなビッグベイト・シーバスゲームがそこまで注目されている理由は、なんといってもそのエキサイティングさ! いかにもルアーフィッシングらしいデカくてカッコイイルアーを操って、水面が炸裂する衝撃的なヒットシーンからのビッグシーバスの荒々しいファイトは一度体験するとヤミツキですよ!

私がキャプテンを務める東京湾ボートフィッシングガイドサービス「インパクト」でも、あまりの面白さにハマってしまうお客さん続出中です。

ジャイアントベイトの釣りを1日やり切れるロッド、スローン

さて、そんな東京湾ビッグベイト・シーバスゲームで個人的に超愛用しているベイトロッドが、「オライオン OCSC-711XX スローン」。元々バスロッドですが、実はビッグベイト・シーバスにも抜群の相性をみせてくれているんです。

全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格
2.4m 2 177g ダブルエクストラヘヴィ 28~280g(1~10oz) 16~30lb 75,000円(税別)

エバーグリーン公式 オライオン OCSC-711XX スローン 詳細ページはこちら

昨今のビッグベイト・シーバスゲームで一般的に使われているロッドといえば、ジャイアントベイトまで使えるズッシリ重くてガチガチに硬いロッドが多いと思うんですが、よほど体力に自信のある方でもない限り、そうしたロッドで1日ビッグベイトを扱うと身体の負担が大きくかなりキツイ。
ヘタすると身体がぶっ壊れちゃいますよね。

その点、スローンはというと…。

スローンは、上限10オンスの最強ロッドですが、かなり軽量で、ティップからベリーにかけて程よいしなやかさがあるんです

バスフィッシングをやられている方はご存じの通り、スローンも、あの30センチ・6オンスクラスのジャイアントベイト・バラム300と組み合わせられることが多い上限10オンスの最強ロッドですから、同じように重くてガチガチなロッドをイメージされているかもしれません。

でも実際は全然違って、自重177gとこのクラスではかなり軽量、また、ティップからベリーにかけて程よいしなやかさがあるんです。

無理なく1日ジャイアントベイトやビッグペンシルをやり切れる

そのため、キャストするにしても操作するにしても体の負担が断然小さく、昔からのムチャな釣りで手首や肘に爆弾を抱えている自分でも、無理なく1日ジャイアントベイトやビッグペンシルをやり切れるんです!

やり切れることは釣果に直結しますから、このメリットはホントにデカいですよ。

 

レギュラーサイズの鉄板バイブも問題なく使用OK

それに、スローンには、しなやかさがあるおかげでバラム300のようなジャイアントベイトだけじゃなくて、アマゾンストリームデーモン、エスフラット、エスドライブなどの、もう少し小さいビッグベイトや、もっと言えばアイアンマービーなどレギュラーサイズの鉄板バイブ等、1オンス程度以上のモノであれば、問題なく扱えてしまうのもスローンの強いところ。

実際、釣行当日、はじめはジャイアントベイトで釣るつもりでも、風が吹いて目的のポイントに行けなくなり、ルアーサイズを落とさないといけないことも時にはあります。

そんな時、ガチガチロッドたと厳しいですがスローンなら大丈夫!
これ1本あれば、東京湾ビッグベイトシーバスは全範囲カバーできるといっても過言ではないロッドです。

圧倒的なロングキャスト性能もスローンの特徴

それと、もう一つ自分がめちゃくちゃ素晴らしいと思うのがスローンの投げやすさですね。

単にしなやかさがあるからラクに投げられるというだけじゃなくて、ストラクチャー撃ちでは狙ったスポットに吸い込まれるようにキャストが決まるし、オープンウォーターで使った時もバリバリにロングキャストできます!

ストラクチャー撃ちでキャスト精度が釣果にモノを言うのはもちろんのことですが、特にコノシロパターンでオープンウォーターを狙う場合はスローンの圧倒的なロングキャスト性能が絶大な武器になります。

スローンはコノシロパターンのマストロッドになっています

昨今の東京湾では、ビッグベイトシーバスゲームの盛り上がりもあり、コノシロ付きのシーバスは基本ハイプレッシャーで超ナーバス。秋も深まり産卵が近い個体が増えるともうヤバいレベルです。

エンジンの振動が近いとプレッシャーを感じすぐにボートから離れたがるので、ルアー云々はともかく極力遠いポジションからロングキャストでコノシロの群れを直撃することがバイトを引き出すなによりのキモになることが多々あります。

なので、ビッグベイトを圧倒的に飛ばせるスローンは、もはや自分の中ではコノシロパターンのマストアイテムになっています!

そんな素晴らしいキャスタビリティを生み出しているのは、「しなやかさがありながら速くしなり戻る」というオライオンシリーズ持ち前のブランクス特性のようで……監修の菊元さん・島田さん、流石過ぎます(先日、島田さんがバラムでビッグシーバスを求めインパクトに来てくれました。ロッドはもちろんスローンでした♪

見かけたらぜひ手に取ってみてください!

その他にも、しなやかさがあるおかげで、バイト時にノリが良いとか、ボート際の急な突込みでもバラシ難いとか、メリット多数のスローン! 語りだすとキリがありませんが、とにかく東京湾ビッグベイトシーバスで良いロッドをお探しの方に超オススメのロッドですからお店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

また、お店で触るのが難しいという方や、実際にフィールドで振ってみたいという方は、私がキャプテンを務める東京湾ボートフィッシングガイドサービス「インパクト」をご利用いただくのもオススメです。電話予約の際にお伝えいただければ試投OKですので、ぜひお気軽にご相談ください!https://seabass-impact.com/

ちなみにタックルセッティングですが、私の場合PE3号にリーダー40ポンドを1ヒロくらいでビッグベイト全般を使用しています。これでPEラインとリーダーの結び目によるガイドへの糸絡みなどのトラブルもなくほぼなく快適に使用できていますので実際にスローンを使われる方はご参考まで!

タックルデータ

ロッド;オライオン OCSC-711XX スローン(EG)
リール;アンタレスDCMD  XG左(シマノ)
ライン;アバニキャスティングPEマックスパワーX8 3号(バリバス)
リーダー;オーシャンレコードショックリーダー 40Lb(バリバス)
ルアー;ビッグベイト各種

 

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