こんにちは、横浜アイランドクルーズ船長 須江一樹です!
今回は、今季好調な東京湾ボートシーバスとハイドアップから発売される新製品「HUミノー111SS」についてお伝えします。
まずは、直近の東京湾レポートから
まず最近の東京湾についてですが、シーバスの状況はすこぶる好調です。
これは東京湾シーバスのメインベイトとなるカタクチイワシが、各ポイントに大量に流入している為だと思われます。
カタクチイワシのサイズが大きいほど、シーバスはルアーへの反応が良くなるのですが、現在シーバスが吐き出すカタクチイワシのサイズは10cmほどと非常に大きなカタクチイワシを捕食しています。その為ルアーへの反応もすこぶる良く、船中100匹という日も珍しくない好調を維持しています。
今年の冬の寒さは特に厳しく、4月になっても気温が上がりきらない寒い日がある為か、メタルジグなどの深場の釣りが安定して釣れている一方で、キャスティングの釣りも非常に好調です。今年7月発売予定の「HUミノー111SS」も非常に良く釣れています。
青物からシーバスまで対応!HUミノー111SS
固定重心式のヘビーシンキングミノーという、主に青物狙いに使用するルアーにカテゴライズされる「HUミノー111SS」ですが、青物はもちろんのこと実はシーバス狙いにもめちゃくちゃ効くミノーです。
固定重心式のヘビーシンキングミノーの最大の特徴は、超高速巻きを可能とした安定感です。「HUミノー111SS」も最近の東京湾では定番となった超高速巻きでも水から飛び出さない、高いバラン スと安定感を備えています。
一方で「HUミノー111S」は固定重心式ヘビーシンキングミノーでは、最遅といっていいほど遅巻きにも対応したルアーでもあります。
ハイドアップ公式「HUミノー111S」の詳細はコチラ
この遅巻きを実現することによってシーバス狙いも可能になりました。可能になったというよりも、むしろシーバス狙いの新しいカテゴリーを作ってしまったのではないかと思えるほど、従来のヘビーシンキングミノーでは攻めれなかったシチュエーションで活躍しています。
「HUミノー111SS」のアクションはワイドウォブリング&ワイドロールです。簡単にいうと巻くだけで バタバタと動きます。
オリジナルモデルである「HUミノー111S」もバタバタと動きますが、それ以上のバタバタ具合。つまりアピール力が抜群ということです。 風に負けないウェイトを実現する為33gと自重が重い「HUミノー111SS」ですが、この重いボディがバタバタと動くことで、水押し効果も抜群です。しかもシーバスが反応するリトリーブスピードで巻けるとあって本当にイチコロでシーバスが釣れてくれます。
最近はストラクチャー周りでの釣果が出ているのですが、ストラクチャー周りは2m程度のレンジで釣れることが多く、シャッド系プラグやディープダイバー系のリップが長いミノーを使用して釣るのが本来です。
「HUミノー111SS」はヘビーシンキングミノーなので3~4カウントほどで2mのレンジに到達します。ちなみに青物狙いは、表層でのアピールが必要となる為、着水から数10cmはシミーフォール(レベルフォール)して、水平にキラキラとアピールしながら落ちます。数10cmから、姿勢が変わり、お尻からの高速フォールに切り替わる為、10m程度ならボトムを取ることも可能です。
ストラクチャーの奥へルアーを投げて3~4カウント沈めてから巻き出して、ドーン! とシーバス が掛かる気持ち良すぎな「HUミノー111SS」での最近のストラクチャー狙い。従来リップ長めの潜るミノーでしか狙えなかったレンジを、「HUミノー111SS」なら攻めることができます。
またオープンエリアでは、本来バイブレーションやスピンテールを沈めて攻めていたレンジまで沈めることが可能な為、オープンエリアでも新しい攻め方が可能です。
以前にもご紹介しましたが、「HUミノー111SS」をボトムまで沈めて巻いてくると青物とシーバスが連発したという日がありました。ちなみにその時はバイブレーションを沈めてもヒットすらしませんでした。恐らく波動やシルエットが効いていたのだと思います。
ゆっくり巻くことができるヘビーシンキングミノーがシーバス釣りの新しい扉を開く!
そんな可能性を秘めた「HUミノー111SS」は7月発売予定です。もちろん青物狙いにも使えますので是非ご期待ください!
ハイドアップ(HIDEUP )