そろそろ春の気配が漂い出した各地のフィールド。ルアーフィッシングのターゲットである様々な魚たちも少しずつシーズンに向けて動き出したところだろう。ただ、暖かくなるにつれて活性があがるのは、もちろん魚だけでなく、それ以外の海洋生物も同様。中にはアングラーに害を及ぼすモノも…。
ご存知の通り、海の中には毒やトゲを持った様々な生物がおり、アングラーがよく遭遇するところでは、アイゴ、ゴンズイやハオコゼといった魚がいる。これらの魚は触れる際に気をつければよいが、目視できない所に危険が潜んでいることもある。
その最たるものが、海中の地雷と称されるアカエイだ。有名アングラーの中にもウェーディング中にエイに刺されたという話を聞くなど、その発生率は意外と高い。最悪の場合、死に至るケースもあるアカエイの毒。リスクが高いだけに軽視することはできない。
アカエイに刺されないための予防策として一般的なのが、すり足で歩くことだが、それでは心もとない…という方に、携帯性に配慮したアイテムをご紹介しよう。
携帯性を兼ね備えた「GMスティック」
アングラー目線のモノ作りで知られるGM(ゴールデンミーン)から今春発売されるのが、こちらの「GMスティック」。ウェーディングで水中を歩く際や、ポイントまでの悪路では大いに活躍してくれるだろう。
GMスティックの特長は高い携帯性にある。最長1350mmまで伸縮するスティックを折りたたむことで410mmまでコンパクトにして持ち運ぶことができる。ここまで短くなれば実釣の邪魔にもなりにくいだろう。
全長 | 自重 | 継数 | 仕舞寸法 | 価格 |
1090〜1350mm | 291g | 3本 | 410mm | ¥3600(税別) |
低水温期の遭遇率は低いが、水温が上昇した5月頃からは本格的に注意が必要となるので、海中を歩く際はスティックで底を確認しながら注意深い進んでいただきたい。命あっての物種ですぞ。