みなさんこんにちは!ゲーリーファミリーの江尻悠真です!
季節は春ですが、春といえば私の中で外せないワームがあります。
何かと言えば「モコリークロー」。先日のJBマスターズ霞ヶ浦戦で3位入賞をもたらしてくれた、モコリークローの使い方にフォーカスしていきたいと思います!
江尻 悠真(Ejiri Yuma) プロフィール
春×モコリークロー
ゲーリーインターナショナル公式「モコリークロー」詳細ページはこちら
JB TOP50の小森嗣彦プロが「カバー最強のワームが欲しい」とプロデュースしたモコリークロー。
フォール中にもパーツや足が動き水を動かし、さらに、フォールスピードによってアクションが変化。着底後はテールの重みで水を強く動かし、ピックアップ時はそのテールが絡み合うようにスクリューアクションを起こして水をかき回すという特長があります。
また、中層では二つのテールとボディーが合わせて三つのパーツのように揺れて暴れ、フォール・着底後・ピックアップ時・そして中層でもバスを誘い続ける、カバー最強と評されるワームです。
出典:YouTubeチャンネル「GaryInternational」
江尻的、春のモコリークローの使い方
私がモコリークローを使うシチュエーションは、杭1本でもなんらかのカバーがあるシチュエーション。バスが身を寄せることのできるカバーがあるということが前提です。
先日のJBマスターズ霞ヶ浦戦でも、この釣りがキーとなりました。これは、春に自分が得意としている釣りのひとつで、これからシャローに上がろうとしてスポーニングエリアへの様子見として動き出している魚も狙え、かつ春の冷え込みなどでシャローにすでに上がっていた魚が一時的に身を潜めているような状況でも効果的な釣り。
しっかりアクションさせながらもスローに誘うことが重要となるので、モコリークローが生きる釣り方です
モコリークローで使うのはどんなリグで良いわけではなく…テキサスリグ一択!シンカーウェイトは4g!「スゴイシンカー」の4gだけ笑 …というくらいスゴイシンカー4gとモコリークローの相性は抜群なんです。
よく4gで入らないカバーはどうするの?と、聞かれることがありますが、私の基準はカバーのキツさではなく、モコリークロー+スゴイシンカー4gをセットしたテキサスリグで入れることのできるカバーを撃つことが基準になります。
誰でも打つようなカバーであったり、小規模な見逃してしまいそうなカバーであればあるほど、スプーキーな魚であったり、よりいい個体がいるんですね。そしてモコリークローの3.5インチというサイズはしっかりカバーに入れることができるサイズ感かつ、大きすぎないボディなので、そんな場所でこそバイトを誘発してくれます。
三寒四温の三寒に当たったタイミングであったり、他の人が流した後でも釣りこぼしなく釣っていけるのもこのワームの特長。
ボディに対して、大きめの2本の爪、6対に足がそれぞれ異なる波動、細かい動きをしてくれるので、濁りにも強く、またバスにも学習されにくいこともあるのでしょうか?発売から年数がたった今でも各地で釣果が出ております。
基本的な使い方はとても簡単で、ベースとなるのはフリーフォール。そして、ただカバーの中に落としていくのではなく、枝1本でも何かに引っ掛けながら中層をロングシェイク。シェイクしながら段々とボトム付近まで探っていくといった感じです。
水深1mであれば10秒から20秒ほどかけて探っていくイメージですね。この時間だけ聞くとすごくスローなイメージを持たれるかもしれませんが、撃ちのリズムを作りやすいのでテンポよくカバーを撃っていくことができます!
この際、バイトはコンっとくることはほとんどなく、シェイク中にググっと重くなっていくバイトがほとんどです。春というと低水温でバイトが弱いイメージがあるかもしれませんが、シェイクをしてる時にバイトをしてくるので、バイトをしっかり感じ取れ、リグを動かしているのでバスもより深く食い込んでくれるので、落ち着いてしっかりフッキングを決めても大丈夫です。大きすぎないサイズ感というのもこの時に生きてきますね!
春といっても冬に近い早春なのか?それともスポーニングも終わり、これから夏に向かっていく春なのか?
この釣りが特に効果的なのは前者。最低水温が明けたころからが特に威力を発揮してくれます。水温的には霞ヶ浦だと8℃~12℃くらいがとても熱い時期です!
2022年は1月上旬のマリーナのトーナメントでも霞ヶ浦でモコリークローの4gテキサスで2本のバスをキャッチでき優勝することができました!さすがにこのタイミングの魚はどちらかといえば、冬っぽい魚でしたが、カバーにいなければいけない状況の時には効果的なんだな…と個人的にも実感して釣行でした。