皆さま、こんにちは。初めまして!
2022年からハイドアップスタッフに仲間入りしました、中澤諒(ナカザワリョウ)です。
今年から野尻湖でガイドを営んでいく運びとなったのですが、「バスフィッシングを楽しんで頂きたい」この言葉を1番のコンセプトとし、僕自身がこれまでトーナメント活動で得た技術・経験を駆使して皆さんをサポートしていければと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
中澤 諒(NAKAZAWA RYO) プロフィール
まずは、自己紹介から!
僕は20歳からJBトーナメントに出場しており、昨年1年間JB TOP50にも参戦していました。
バスフィッシングには、多種多様な楽しみ方があると思います。例えば、1匹のバスを追う過程であったり、数釣り・サイズ等で友人や家族と競い合ってみたり、好きなルアー、好きな道具で1匹を追い求めるなど、1人ひとりの楽しみ方があると思います。
そんな中で、僕のガイドを通じて「こんな釣りもありますよ!」といった、やり取りをしながらお客様のバスフィッシングの楽しみ方の幅をより広げられたらと思っています!
ナカリョー的、春の釣り2選
春という季節は釣り人が一番好きであろうシーズンでもあると思います。
野尻湖でのメインターゲット、スモールマウスバスにおいてもラージマウスバスと一緒で産卵を控えている状況。
そこで、今回は産卵初期の段階のメインとなる釣り方を2つ(3つ?)をご紹介したいと思います。
まずはミドストとボトストです。
ここで、キーとなるのがワカサギのレンジ。動きに合わせてバスがどう動いてるかが重要になります。
風が当たってる面(ウィンディーサイド)で、なおかつ流れのヨレ(潮目)が絡むエリア。加えてメインベイトである、ワカサギが溜まっている場所の水深2m~5mをミドストで狙っていきます。
ワカサギのいるレンジがハマれば、ミドストのアクションもままならないような強風時でも、ただ巻きで釣れたりする強いパターンです。
一方のボトストに関してですが、どちらかと言うとワカサギがまだ底寄りにいる時に効果を発揮するパターンになります。
基本的にはミドストのやり方と同様、横に引きボトムを感じながら狙っていく攻め方なんですが、ミドストとは違い、アクションを一定にするのではなく、不規則にリアクション気味に狙うのがおすすめです。
使用しているメインルアーは「スタッガーオリジナル1.5in」&「スタッガーオリジナル2in」+1.3gジグヘッド。
ワカサギがメインベイトになるので、ワカサギのシルエットに合わせたサイズを選ぶのが基本です。
また、使用しているロッドに関してはマッカ レッド シグネイチャーシリーズの「HUMRS-65L/RS」です。
ハイドアップ公式「HUMRS-65L/RS」の詳細はコチラ
「HUMRS-65L/RS」は長さ、重さ、振りやすさにおいて絶妙にバランスの取れたセッティング。ラインスラッグが出しやすくミドスト初心者にもオススメです。
②表層の釣り:I字系
ミドスト・ボトストの釣りに続いては、表層の釣りです。
これがなぜこの時期に効くのかというと、産卵して弱ったワカサギが水面に浮いてくるため、バスが比較的シャローに入り捕食をし始めるからです。また、効果的な状況としては、水温の上がるタイミングや曇ったタイミング、風が吹くタイミングなどが挙げられます。
I字系の釣りで重要なのが…バスに警戒心を与えないことです。
そこでシャロー側にボートポジションをとります。これでバスへのプレッシャーが軽減し、バスもシャローへ上がってきやすくなります。
また、その逆もアリで、沖側にボートポジションをとりシャローに向けてのロングキャスト。キャストした後もラインは真っ直ぐにするのではなくルアーに対して弧を描くか、ラインをたるませるとバスの警戒心が薄まるので釣りやすくなります。
I字系でメインで使用しているのはプラグとワームが1種ずつ。「HMKLジョーダン」&「スタッガースティック3.3in」です。
そして、使用しているロッドはマッカレッドシリーズから「HUMRS-69L」。
6.9ftのロングレングスが特長で、I字系以外にもライトキャロや虫系のパターンも得意なロッドです。
ハイドアップ公式「HUMRS-69L」の詳細はコチラ
以上の釣り方が春は基本になります。
この時期の野尻湖は、メインベイトがワカサギとなるため、状況によってバスのレンジ、ワカサギのレンジがコロコロ変わりやすいので、その時々に合わせた釣り方を試してみてくださいね!