こだわりマクりの福島健さん。自身のこだわりルアーやロッドをエバーグリーンのFACTブランドから発表していますが、2018年は3本のニューロッドが登場予定。
さて、その3本ですが、巻き物用ファクトものでは初となるチューブラーのベイトロッド2本とソリッドティップのスピニング1本になります。
それでは1本ずつ紹介していきますね!
まずは、福島さんの理想とするオールマイティー巻きモノロッド!それは!
ヘラクレスFACT HFAC-65M
全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
1.97m | 1 | 118g | ミディアム | 7~21g(1/4~3/4oz) | 8~16lb | 52,000円(税別) |
エバーグリーン公式ヘラクレスファクトHFAC-65M詳細ページ
https://www.evergreen-fishing.com/goods_list/Hfac65m_01096030_1.html
今まで福島さんのファクトのロッドというとソリッドティップ!のモノばかりだったけど、今年登場の2本の巻き物用のベイトはチューブラーロッドになっています。
まず65Mですが、適応ルアーはウエイトの範囲でいうと1/4~3/4ozで、だいたい1/2oz前後の巻きモノルアーを想定して開発されています。
具体的なルアーでいうとチャター、スピナーベイト、バズベイト、シャロ―~ミドルクランク、シャッド、さらには、ラストエース168ほか中型スイムベイトなどなど。ほとんどの巻き物をカバーする「巻き物オールラウンダー」的ロッドとなっています。
ブランクスはロッド全体を使ったロングキャストができ、巻きモノルアーの振動を手元で感じられるレギュラーテーパーオールチューブラー構造が採用されています。そして福島さんが巻き物ロッドとして最適とする「感じすぎない感度=湿ったフィーリング」を実現するべく、メインの素材にはレジン量が多めの中弾性カーボンシートが採用されています。
また福島さんが巻きモノロッドで理想とする湿ったフィーリングを実現するために、仕上げはアンサンドフィニッシュをあえて採用せず、ブランク表面は塗装仕上げにしてあるのも特長といえます。
巻き物でのロッドポジションとしてメインとなることの多い「ロッドと水面の角度が水平よりやや下向き」での最適なバランスになるように設計。さらにいうとオールチューブラー・レギュラーテーパーブランクで、ティップだけでなくロッド全体が振動するのでルアーの動きを感じるポイントが、より手元付近にくるようになっています。福島さん的には「巻きモノはティップではなく、手元で感じる」ことを重視! そうすることで、ルアーの動きの把握度が上がるだけでなく、操作して仕掛けやすい状況を作れるそうな!
全ガイドにSiCリング・ステンレスフレーム・シングルフットのFuji Kガイドを採用。ガイドフットによるベンドカーブへの干渉を最小限に抑えるブランク本来の性能を引き出すセッティング。
また、ティップ側に一般的なセッティングと比べて大きめの口径のガイドを採用。キャスティング時にガイドの重さを利用してロッドをしなりやすくすると同時に、1日中ストレスなく巻きの動作を行うことが可能な水平よりやや下向きに自然とホールドできるバランスに貢献。出典:エバーグリーン公式
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