軽量ジグヘッドを自在に操る。
僅かなバイトをフッキングへ持ち込む。
といったことが醍醐味でもある「アジング」ですが、使うタックルによっても大きく釣果が変わることもしばしば。ジグヘッドやワーム選び、リールの番手にラインの種類やポンド数など…。1匹でも多く釣るために、色々工夫をされている方も多いとは思いますが、中でもロッドセレクトは特に重要ですよね。アジの吸い込むだけのようなバイトをシッカリ掛けるには、高感度と操作性が必須条件。ただ、性能の良いロッドは高価スギる物も…。では、こちらのロッドは皆さん的にどうでしょう?
21コルト【オリムピック】
リニューアルされて間もないオリムピックのアジングロッド「21コルト」。
オリジナルよりさらに軽く、従来モデルと比較すると約5gほど軽量化を実現。見た目もブラックを基調とした高級感のあるデザインに変更されているにも関わらず、価格もそこまで大幅にアップさせず税込価格28600円から入手可能。少し高いと思われる方も居るとは思いますが、これから紹介する性能に加え、全て国内の自社窯で製造されているとなれば、少し考えが変わるのではないでしょうか。
オリムピック公式「21コルト」詳細ページはこちら
3タイプのリールシートから選べる
変更されたのは自重だけではなく、リールシートも大きく一新。
従来はIPSリールシートという1種類のみでしたが、NEWモデルになって3タイプから選べるように。「21GCORS-592XUL-S」はIPSリールシートのダウンロック、「21GCORS-6102L-HS」はVSSリールシートのダウンロック。その他機種に関しては全て新採用のカーボンリールシートをダウンロックで採用。手元にアジのアタリがより鮮明に伝わるようになりました。グリップエンドも軽量化を実現するため小さく設計され、よりショートグリップになったことで操作性も向上。
「ライトウエイトグラファイトクロス」を採用
気になるブランクスにはオリムピック独自の「ライトウエイトグラファイトクロス」が採用されています。従来モデルにも採用されていた技術であり、織物の中でも最軽量を誇るスーパー織物。ただ、軽いだけじゃなくてパワーもバツグン! グラファイトクロス同様、ネジレや潰れに強い作りで不意な大物にもシッカリ対応可能となっています。
チタンソリッドも見逃せない
「21コルト」の中でも最もショートレングス「21GCORS-572UL-TS」にはチタンソリッドが採用。オリムピック独自の特許技術であるカーボンチューブラー構造と接続されたニッケル・チタン穂先。異なる素材のメリットを最大限に活かすことで魚のバイトはモチロン、潮流の微かな変化なども感知してくれる超高感度なティップが採用されています。
高感度の証! 「O.S.S.」も採用
さらに、アジングロッドやメバリングロッドで採用されることの多い「O.S.S.」も注目すべきポイント。こちらは、数値化された感度の基準をクリアした証のようなモノであり、こちらが採用されている機種は特に感度バツグン! 極ショートバイトであっても、フッキングを決めやすくしてくれます。
ガイド&ジョイント部
ガイドは極細エステルラインにシッカリ対応する、軽量なチタンフレームSiC-Sリングガイドを搭載。572IL-TS/572UL-TS/592XUL-SはKガイドシステムになっています。
ジョイント部はフェルール(逆並継)で、まるでワンピースのような優美なベンディングカーブを描きます。