先日配信したこちらの記事。
春のプリメスをターゲットに、チェリーリグをあえて放置する…というメソッドを紹介してくれたのが…ご存知、利根川をホームに活躍する沖田 護氏。
今回記者が気になったのは「…もう一つの攻略法」。
PEを使った巻きの釣り
一気に水温が下がったときの攻略法として紹介されているのが、シャッドプラグの巻きの釣り。
アクションについては、基本的にボトムを極々ゆっくり巻いたり、早巻きしたり、リアクションでのトゥィッチだったりだそうですが、使用するラインがPEラインというのがキモ。もっというと「シューター・デファイアー D-Braid」を使うというのが重要とのこと。
…なぜか。気になったので訊いてみました。
飛距離を稼げるのと、根掛かりした時に心強い…というのが、そもそもPEラインを使う理由とのことですが、いわく実はそれ以外にもこの釣りに適した要素がこのラインにはあると。
ご存知の通り、「シューター・デファイアー D-Braid」といえば大きな特長は比重の重さ。ナイロンラインと同じ比重で「沈むPEライン」として、パワーフィネスやディープのライトリグなどでも人気のラインです。
サンライン公式「シューター・デファイアー D-Braid」詳細ページはこちら
沖田さんによると、比重の重さの恩恵は「ただ沈む」だけでなく、風の影響を受けにくいということも挙げられ、むしろ今回のようなシャッドの巻きの釣りにはそれが好都合。
通常の浮くPEラインであれば風によってラインが“たわみ”、ライントラブルが起きたり、ショートバイトを拾いにくかったりする。でも、風の影響を受けにくいこのラインであれば、そういったストレスを軽減し、「飛距離が稼げる+根掛かりした時に心強い」というPEのライン本来の持ち味を存分に活かせるんだそう。
…これ、シャッドだけでなく、スピニングタックルで小型のミノーやバイブレーションなどを使う釣りにも良さそうですよね?
高比重PEライン「シューター・デファイアー D-Braid」の巻きの釣り、まだまだ三寒四温が残るこのタイミングでお試しあれ。