2011年にファーストモデルが登場。
その後も仕様変更を重ね、現在の形にフルモデルチェンジしたのが2015年。
シリーズ随一の汎用性を誇り、2022年となった今なお本当に幅広いアングラーに支持され続ける名作グリップ「OCEANGRIP OG2510」。
その人気の秘密とは。
OCEANGRIP OG2510
スタジオオーシャンマーク公式「OCEANGRIP OG2510」詳細ページはこちら
文句なしにカッコいい。
個人的には、それだけで使い続ける理由としては十分。
ただし、この「OG2510」がそれだけじゃないのは、多くのアングラーに支持されてきた実績が物語っている…といったところでしょうか。
「流れ」コンセプト
オーシャングリップをはじめ、フィッシュグリップに求めるものは「魚を掴む~持ち上げる~計測する」。もっと言えば、そのままリリースする…までがスムーズに行えること。
「流れ」コンセプトとは、その一連の流れをスムーズに行うためのコンセプトであり、掴みやすさや計測のしやすさなどを追求したコンセプトのこと。
このように、オフセット形状になっているため魚が掴みやすく、掴んだ魚を持ち上げると自動的にハンドルが伸びて自動的にロック。ストレート形状になることで、計量が正確になり、かつハンドルが回転するので魚が暴れにくく、カラダをよじる魚種でも口切れがしにくい。
また厳冬期でも動かしやすいトリガー形状になっているのも特筆すべき点。
形状が見直されたグリップは掴みやすく、魚がかかっている状況でとっさの掴み損ないが少ない。コードをセットするフックは回転式となっており、ねじれることなくストレスフリー。
とにかく長く使える…と多くのアングラーが口をそろえるように、ボディはアルミ製で極めて高い剛性も特長。さらに160gという自重の軽さもショアがメインのアングラーには間違いなく嬉しいポイント。
より過酷に使用するなら…HD(HEAVY&DUTY)モデル
お伝えしているように十分な剛性を持つ「OG2510」ですが、より過酷な使用に耐える設計になっているのがHD(HEAVY&DUTY)モデル。基本性能はそのまま。魚を掴むグリップがステンレス製になっており、フックや魚の歯による削れを防止。サワラやクロダイなど歯の鋭いターゲットでも安心して使用可能なモデルとなっています。
また、HD仕様のシンボルデザインでもあるカーボンプレートを踏襲、 限定モデル並みの装飾を施した贅沢な仕様となっている点も注目したいところ。
それぞれのスペック&カラーラインナップ
商品名 ITEM |
カラー COLOR |
全長 LENGTH |
計量 SCALE |
自重 WEIGHT |
メーカー希望 本体価格(税抜) PRICE |
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OCEANGRIP OG2510 | BS/RS/DS/GB | 254mm | MAX10kg | 160g | ¥25,000 |
OCEANGRIP OG2510HD | BD | 182g | ¥29,500 |
その使いやすさ、デザイン性、そして堅牢性、圧倒的な支持のオーシャングリップ。すでにお持ちの方ならなかなか買い換えることはないかもしれませんが…。ハイシーズンを前に、手回り品の新調を検討する際はご一考を。