スレたバスをなんとかしてだますべく、吊るしの釣り(チョウチン)が普及し、そうしたらバスは吊るしにも段々と慣れてきた…!? やはり君は賢いっ(笑)!
PFロベルタ ECO
吊るすと見切る、天才バスたちを、またもやどうにかできないか…ということで生まれたのがティムコのPFロベルタECO。
まず、ティムコ公式サイトでも挙げられている特徴が…
・プラスティック製のヘッド
・すり抜け抜群のヘッド形状
・トレーラーワームがズレないナイロンガードを搭載
・ビッグバスやPEラインでの使用に対応したフック
・動きを安定させるスタビライザーを下部に搭載
ロベルタといえば…で浮かぶティムコの「PDLスイムジグロベルタ」ですが、PFの名の通り、パワーフィネス仕様になったもの。
もちろん、それだけではない。
あくまで、吊るしを見切るバスを食わせるというのが本題で、そのために考えられたルアーなのです。
吊るしから落とすのでなく、泳がせたら効いた
吊るしへの反応が悪くなってきている、と感じる方はもしかすると多いかもしれません。
PFロベルタは、枝に引っ掛け、外し、ふんわりと泳がせ次の枝へ…という一連のアプローチができる、そしてそれがよく効く。
これは、実はティムコの大津清彰さんが実際に感じたことなのだそうです。
落とし込むのではなく、枝に掛けて泳がせるような。
だから、プラスティック製のヘッド。だから、すり抜け抜群のヘッド形状(すり抜け重視の30度アイに三角形の形状)。
カバー奥の枝に掛けられるよう、スリ抜けて奥へ。そしてフワッとした動きも演出しやすい。
強烈なのは、ヘッドが樹脂製でノーウエイトという画期的な作り。全体を合わせてもなんと約2.2gほどという軽さ。
また、ヘッドにウエイトがないことで、スキッピングも決まりやすい。これもまたカバー奥へと撃ちこむための仕様となっています。
エラストマーワームをトレーラーにするとグッド
また、ブラシガードのジグ形状は、オフセットフックに比べ掛かった後にバレにくいため、虫系ルアーの水面提灯のような使用方法でも威力を発揮。
今までは入れられないところでもスキッピングで入れて、吊るして喰わす、そういったアプローチが可能になります。
カバー以外でもリザーバーの減水時にできたスキマを攻めるときにも重宝してくれるでしょう。
スキマにスキッピングで入れて、少し泳がせて喰わすといった今までのジグにはなかった攻略ができるのもこのPFロベルタならではです。
トレーラーは浮力の高いエラストマーワームがマッチし(写真は野良ガエル)、トレーラーをセットすると水平姿勢を保つことが可能に。
これで細かなシェイクを入れるのがかなりバスに効くらしいので、早く試してみたいですね!
吊るしを見切るなら、それを逆手に…という新発想。
タフな状況でこそ、その実力を発揮しそう!
発売は2022年5月予定。価格は759円(税込)。
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