天龍の「スピードスティック」に2022年に追加されるのがTSS#4-2611B。
スピードスティック初となる#4。一体どんな特徴を持つのか。
まずは舟木雄一さんにご解説頂いた動画をご覧ください!
スピードスティック TSS #4-2611B
スピードスティックに追加される「TSS #4-2611B」。
最も硬めであり、長めのレングスの竿となっています。
比較的オープンな場所で遠投したい、重めのルアーを扱いたい…スピードスティックで、という要望を叶えるモデル。
モデル | タイプ | レングス ( m [ft]) |
継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g[oz]) | 適合ライン (lb ) |
ロッド自重 (g) |
価格 |
TSS #4-2611B | ベイト | 2.11[6’11”] | 2 オフセットハンドル |
RF | 177 | MAX42[1-1/2] | MAX25 | 141 | 未定 |
2ozから1-1/2ozほどのルアーを気持ちよく投げられ、扱いやすいのが特徴。
スピードスティックには#3( TSS#3-267B)というモデルもある。こちらも1/2ozから5/8ozを中心に、1oz程のルアーにも対応可能のパワーを持たせている機種となります。
ただ、ウィードを切ってリアクションバイトを狙うような場合に、よりトルクを持たせたのが#4。
また生い茂るカバーでのフロッグや、トップウォーターでは羽根モノや大きめのS字系プラグなど、ヘビーウエイトルアーへの対応力とトルクを、より重視したモデルです。
MODEL | タイプ | レングス ( m [ft]) |
アクション | 仕舞寸 (cm) |
ルアーウエイト (g[oz]) |
適正ライン (lb ) |
自重 (g) |
価格(税別) |
#1L-256B | ベイト | 1.68[5’6″] | RS | 147 | MAX18[5/8] | MAX14 | 100 | 37,500円 |
#1L-260B | ベイト | 1.83[6’0″] | RS | 157 | MAX18[5/8] | MAX14 | 106 | 39,000円 |
#1-264B | ベイト | 1.93[6’4″] | RF | 168 | MAX21[3/4] | MAX16 | 113 | 40,000円 |
#2-266B | ベイト | 1.98[6’6″] | R | 168 | MAX28[1] | MAX20 | 121 | 41,000円 |
#3-267B | ベイト | 2.00[6’7″] | RF | 171 | MAX35[1-1/4] | MAX20 | 124 | 41,500円 |
※すべてオフセットハンドル
超低弾性カーボンが生む「気持ちよさ」
素材には、低弾性カーボンが用いられているスピードスティック。
これは#4も同様で、元祖のスピードスティックのグラス素材のテイストを現代風にリビルドしたから。
そのため、トルクはあるけれどバイトを弾かず、ギュウッと絞り込んでいく気持ちイイ使用感が予想されます。
また、低弾性でもダルさはなく、ティップの収束の速さにはコダワリを持って作られています。
操作感も併せ持つスピードスティック、そしてウィードカットなどがさらにやりやすくなった#4。期待せずにはいられません。
また、現代版スピードスティックということで、細部はやはり感度や操作感を向上させるパーツが備えられます。
ガイドはステンレスフレーム・SiCリングのKガイド。リールシートはPTSを採用。
リアグリップ長は290mmで、投げやすさと操作時の安定感をもたらしてくれます。
フックキーパーや、エンドのプレートなど、細かな気配りや所有感を満たすパーツもうれしいところ。
懐かしい?いや新しい!? 世代によって受ける印象も違うかもしれないスピードスティック。
ただ、きっと「使っててニヤける」ような、趣のある竿であることは間違いないでしょう。
便宜上バスロッドとしてはいるものの、すでに様々な対象魚で楽しんでいる方がいるように、とても自由なスピードスティック。そのロングディスタンス&パワフルモデル、発売は夏頃を予定しているそうです。
さて何を釣ろうか…と登場までの間、思案するのもまた一興!?
天龍公式スピードスティック詳細ページはこちら