BLeague(Bリーグ)。
琵琶湖を舞台に「すべての人が楽しめるトーナメントの場」というコンセプトを掲げるワンデイのトーナメント。また 更なるスキルアップを求める方(若いバスアングラーやバスプロを目指している方)には、次のステップに進めるキッカケになるという唯一のトーナメントでもある。
先日行われた開幕戦には実に80名の猛者達がエントリー、内12名がウエイン。
厳しい戦いを制したのは、2本で7194gというハイウエイトを叩き出したプロガイド「榎 遼介」その人。
…その大会で「一番反応が良かった」という釣り方が、実に興味深い。今回はその榎氏本人によるレポートが届いたのでご紹介したいと思う。
榎 遼介氏本人の大会レポート
皆さま、こんにちは! 琵琶湖ガイドの榎です。
先日開催されたBLeague開幕戦で使用したルアーについて、書かせて貰いたいと思います。
榎 遼介(Enoki ryosuke) プロフィール
2022年2月27日に開催された大会で、北西の風が吹くとの予報通り、当日は北西風が強く吹く状況。
朝イチは北湖西岸の浚渫エリアへ行き、浚渫の中の残りウィードやハードボトムを釣っていき、まずは「カバースキャット」の4インチを使って1本釣る事ができました。
しかし、その後はバイトが続かずAM11時頃まで全く反応がありません。そこで、浚渫エリアでのカバースキャットの釣りを諦めて、西岸の“ゴロタ・オダ・魚礁”といった沈みものを「コーリングハスラー」を使った横の動きで狙う釣りに切り替えました。
主に狙っていた水深は10メートル前後の沈み物で、基本的にはタダ巻きでボトムを引いてくるイメージです。今までカバースキャットやサカマタシャッドのジグヘッドなどで狙うようなポイント、といえばわかりやすいでしょうか。
そして、その10メートル前後にあるゴロタエリアをコーリングハスラーで狙い2バイト、1フィッシュ獲る事ができました。ちなみに、1回目のバイトの時はルアーを回収しようとした時にバイトがあり、途中でバレてしまったんですが…。
結果的にリミットを揃える事はできなかったものの、釣り上げた2匹のサイズが良かったこともあり、何とか優勝する事ができました。