外せないルアー その②:ベコンクロー
こちらも絶対外せません!春のド定番、ファーストフォールで決まるビッグクローインパクトといえば…お馴染み「ベコンクロー」。
絶大な水押し波動を生み出す巨大な爪は、エアホール付きで浮力を持たせてあります。また、カーリーアクションの触覚と逆付けレッグも強烈にアピールして魚を呼び、まさに“食わせる”クローワーム。着水直後から水を絡み、存在感を出し、迷う事なくバイトへ持ち込むことができます!
使い方ですが、カバー撃ちはもちろん、地形変化やオーバーハングといった「変化」に、とにかく入れまくります。着底直後やフォール中のバイトがもの凄く多いので、アタリやラインの変化などに集中しましょう。
キーワードは「フワリと落とす!」です。前述しましたが、狙っているのはスポーニングを意識した気難しいバス。「ストン!」みたいな早い動きには付いて来れないからです。
だからこそ、おすすめしたい春リグは「フリーリグ」と「ライトテキサス」。2.6g〜3.5gといった軽めなシンカーウエイトがメインです。やたら水質が悪かったり、サイトで静かにアプローチしたいときは1.8gまでウェイトを下げるときもあります。
リグの使い分けとしては、オープンエリアやライトカバーまでをフリーリグ、レイダウンに代表されるシャローカバーやオーバーハングにはライトテキサス。分厚いカバーに対しては1/2oz以上のラバージグやテキサスリグも投入します。
ベコンクローの春のカラー選択としては、人気色「#28スカッパノン」や「#88ブラック/レッドフレーク」といった赤系がよく効きます。
また、早春の稚ギルが見え始めたら「#115グリーンパンプキン/パープル&グリーンフレーク」の出番。この色はギルを意識しているバスに抜群に効くんです。
ロッドはリグのウエイトに合わせて2本使用しています。
1本目は「HGC-610MLXF/GPバーディック BARDICK」
Length:6’10” 1piece
Lure Weight:1/16~7/8oz
Line:8~16lb
Action:Medium Light Ex.Fast Taper
Grip Length:341mm(Grip脱着可)
自重:約159g
ライトウェイトのリグに相性が良くて、軽めで攻めたい時はこのロッドでOK。アキュラシー性能がいいです。使用ラインはフロロカーボン12lb〜14lbです。
2本目が「HGC-63XF/FEヴェノムファング VENOMFANG/FE」
Length:6’3” 1piece
Lure Weight:1/2~1oz
Line:12~30lb
Action:X-Heavy Fast Taper
Grip Length:380mm(Grip脱着可)
自重:約164g
こちらは1/2oz〜3/4ozぐらいまでのリグを使う時に使用。ピシッと張りのあるロッドでカバー越しのバイトもしっかり捉えます。6.3ftの長さは、足場の限られたオカッパリでも振りやすくて使いやすいです。ちなみに、こちらの使用ラインはフロロカーボン20lbです。
外せないルアー その③:サーキットバイブ
そして最後にご紹介したいのが「サーキットバイブ」です。
サーキットボードボディで低重心化されたハイブリッド・バイブレーション。ハイレスポンスなサーキットバイブは年中使えて、巻いて良し!シャクって良し!
冒頭でもお話ししたように、久しぶりにしっかりとした冬を経験しました。そんな影響で「まだこっちは冬って感じですよー!」て所もリアルにあるかと思います。冬の名残りを釣る意味で、あえてメタルバイブ。三寒四温の寒に当て込むというか、リアクションで食わせるイメージですね。
といっても3月だし、狙うエリアはシャローからミドルレンジがメイン。冬型、春型にこだわらず、岬や馬の背とかの張り出した地形変化やハードボトムを広範囲に。デカバスが移動しつつあるこの時期、特にワンドの出入口は丹念に攻めたいところですね!
基本的には3/8ozをメインに使い、根掛かりが怖いようなエリアでは1/4ozを使っています。
この時期のサーキットバイブおすすめカラーは、黒、赤、茶系です。「#14ブルーブラッククロー」と「#02レッドギル」と「#13ニホンザリガニ」の三択。
使用ロッドは「GE-610MRムービングエレメント MOVING ELEMENT」
Length:6’8” 1piece
Lure Weight:3/16~1oz
Line:8~20lb
Action:Medium Heavy Regular Taper
Grip Length:436mm / Grip脱着可
自重:約130g
投げやすくて扱いやすくて、巻きモノ系は幅広く使えます。トップウォータープラグやメタルバイブにも相性抜群ですね。こちらはフロロカーボン10lb〜12lbのラインを使用しています。
以上、西山的2022春のバス釣り攻略法でした!
いよいよ暖かくなってきて春本番!みなさんのホームフィールドで良ければ参考にしてみてください!