春めいてくると、小魚の活動も活発になり、そんな小魚をエサに、大型の青物祭りに…なんてことも。
春はジギングの好シーズンのひとつですねぇ。
近年はオフショアジギングといってもさまざまなアプローチ法が成熟してきています。ハイピッチからスロー、フィールドによっては電動ジギングが効果的な場面もあるでしょう。
そうした細分化されるジギングに、オールマイティにハイクオリティで対応してくれるロッドがテイルウォークのジグフォース・マスタービルド。
ジグフォース・マスタービルド
テイルウォークのジギングロッドに、「ジグフォース」がありますが、マスタービルドとはその名の通り、その道のマスターが監修の上に、国内工場でロッド職人が仕上げたモデルとなります。
今回監修を担当したのは、まさに現場を知り尽くす「船長」。
玄界灘でモンスター魚と対峙することも多い、達喜丸の古家達郎船長です。
ジグフォース・マスタービルドを使った紹介映像は以下。
ヒラマサ、カンパチを想定したガチ仕様
ジグフォース・マスタービルドは、潔いほどにモンスター級の青物との対峙を想定した作りとなっている点。
もちろん、ブリ(やワラサ・ハマチ)などを狙って使用しても何の問題もないのですが、例えば同サイズのヒラマサとブリを比較すれば、そのスプリント力はヒラマサに軍配が上がるでしょう。
デカい、速い、強い、そうした魚種を想定し設計されているのがマスタービルド。
ブランクスは高負荷に耐え、かつ走りをいなすような追従性もありながらも、たたただ引っ張り出されるのではなく、バラさず寄せてこられる高いバランス。
また、小さ目な入力でも柔らかく、でも確実にティップに伝えてジグを飛ばしすぎずに演出することも容易な、操作性にも長けたロッド。
強さを持ち、テクることも可能なジギングロッドがマスタービルドたる部分でしょう。
それではラインナップの全3機種をご紹介!
あらゆる状況に対応する「S613」
全長(ft.in) | 継数 | 仕舞寸(cm) | 自重(g) | ルアーウエイト(g) | ドラグ(kg) | 本体希望価格(税抜き) |
6’1″ | 1 | 186 | 207 | max 160 | max 5 | 41,000円 |
S613ですが、スピニングの6.1フィートの3番。
玄界灘で鍛え上げられた、非常に優れたオールマイティ性能を持つモデル。
水深70mまでを想定し、8㎏前後のヒラマサまでをターゲットにした同エリアのベーシックジギングモデルとなっています。
特に、強いのに柔らかい操作ができるロッドで、ジグを動かす幅を精密にコントロールしやすい機種。
もちろん、玄界灘スペシャルということで主流となるドテラ流しを想定したブランクス&グリップレングスとなっているのもありがたい。
大型狙いに「S614」
全長(ft.in) | 継数 | 仕舞寸(cm) | 自重(g) | ルアーウエイト(g) | ドラグ(kg) | 本体希望価格(税抜き) |
6’1″ | 1 | 186 | 210 | max 230 | max 7 | 42,000円 |
さらにそれを上回る、10kg級のヒラマサなどを想定するなら「S614」。
同じく6.1フィートで4番のスピニング。想定する水深も100m前後。そうなると抵抗も大きくなるのですが、シャクリのダルさを感じさせない機種。
電動ジギングの真髄を追求した完全プロスペックモデル「C624 SPEC-E」
全長(ft.in) | 継数 | 仕舞寸(cm) | 自重(g) | ルアーウエイト(g) | ドラグ(kg) | 本体希望価格(税抜き) |
6’2″ | 1 | 188 | 209 | max 300 | max 8 | 43,000 |
シリーズ唯一のベイトにして電動ジギングモデルが「C624 SPEC-E」。
グラスコンポジットブランクスを採用しているのも特徴で、電動をオンにしながらシャクリ動作を入れた際にも、無理に引っ張りすぎず、柔らかい動きを演出できます。
また、スパイラルガイドセッティングで糸フケが出た時の糸がらみを防ぐとともに、ブランクスのネジレも抑制。
加えて、電動ジギングならではのコード類のわずらわしさを解消するため、リアグリップ下にスリットを施し、尻手ベルト(別売)などで固定できる。魚を確実に獲り込んでいく、正に“プロモデル”といえるロッドに仕上がっています。
ジグフォース・マスタービルドはいずれも、操作性・耐久性が優れ、何よりとがったスペックというよりは、高レベルに誰もが使いやすいジギングロッド。
大型狙いはもちろん、ワンランクアップした使用感を求めるならオススメですよ!
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