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1gクラスの超軽量ルアーを低弾道でキャスト可能!シマノの最先端ベイトフィネス「22アルデバランBFS」が登場!

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出典:シマノ公式「22アルデバランBFS」詳細ページ

シマノを代表するベイトフィネスリール「アルデバランBFS」。

コストパフォーマンスに優れた「SLX BFS」はじめ、「スコーピオンBFS」、「カルカッタコンクエストBFS」など数多くの名機を輩出してきましたが、なかでも「16アルデバランBFS」は名作として多くのアングラーに愛用されてきたモデルです。

そんな「アルデバランBFS」が2022年にフルリニューアルして登場します!

22年モデルの最大のポイントは、New FTBブレーキとベイトフィネス機初となるMGLスプールⅢの搭載。

今回は16年モデルからどのように進化したのかについて、ご紹介していきます!

 

22アルデバランBFS

右ハンドルモデル:HG RIGHT、XG RIGHT 2022年4月登場予定
左ハンドルモデル:XG LEFT 2022年3月登場予定

シマノ公式「アルデバラン BFS」詳細ページはこちら

解説動画はこちら

更なる進化を遂げた「NEW FTB」ブレーキシステム

前作の16アルデバランBFSといえば、低弾道のキャストができる、シマノ初のマグネットブレーキシステム”FTB”を採用したモデル。

初速の立ち上がりの良さはもちろん、軽いルアーが低弾道で飛んでいくのは、投げていて非常に心地よい性能となっていました。

そんな16アルデバランBFSでしたが、22年モデルはさらに進化を遂げた性能となっています。

 

ブレーキのダイヤル調整がより繊細に

軽量ルアーのピッチング性能を上げるには、スプールの軽量化が不可欠。

FTBは、スプールからブレーキユニットをなくし、本体側に設置することで、スプールに直接マグネットブレーキをかけるというブレーキシステムになります。

もともとFTBの構造は外側のダイヤルを回すことで、ブレーキユニットが飛び出し、スプールの回転にブレーキを掛ける設計でしたが、NEW FTBはさらにその性能が進化しています。

出典:SHIMANO TV公式YouTubeチャンネル詳細ページ

その一つが、ブレーキダイヤルの調整。

より繊細に調整できるようになっているので、もう少しブレーキを緩めたい、あと少し抑えたい、といった細かな微調整が可能となりました。

ルアーのウエイトやキャストシチュエーションなどにあわせて、自在にコントロールできるようになっています。

 

ブレーキ幅を広げてトラブルレスに

また、さらに進化したポイントとして、ブレーキの幅を持たせてあるとのこと。

というのも、実はFTBは細かく調整できる分、そのルアーに対してブレーキ調整をぴったりに合わせなければならない、といったピーキーな一面もありました。

それに対し、NEW FTBではブレーキの幅を持たせてあるため、おおよその設定でもイージーかつトラブルレスでキャストができる性能になっています。

 

1gを下回る超軽量のルアーでもキャストが決まる磁性リング搭載

更に、ブレーキが一番弱い1のポジションにしたときに、ブレーキ内の磁性リングが引き込める構造となっているため、限りなくブレーキを0にした状態でキャストができるようになっています。

1gを下回る超軽量のルアーでも、スムーズなキャストが決まりやすく、特にピッチングをした時の伸び、カバー奥まで届かせることができる性能になっています。

 

ベイトフィネス機初となる29mm径のMGLスプールⅢを搭載

22アルデバランでは、19アンタレスや20メタニウムなどに搭載されている、幅狭の29mm径のMGLスプールⅢが搭載されています。

ちなみに、ベイトフィネス機搭載は22アルデバランBFSが初とのこと。

MGLスプールⅢは大幅な肉薄化により低慣性を実現したスプール性能。

スプールを比較するとその大きさも一目瞭然で、前作では32mm径でしたが、今作は29mmスプールと3mmも小さく設計されています。

幅を狭くすることで、軽やかに立ち上がり、後半に伸びが体感できるキャストフィールとなっています。

1gクラスの超軽量ルアーや、シャッドプラグ、スモラバなど空気抵抗が大きいルアーでも、水面ギリギリを這うような弾道でストラクチャーのさらに奥の奥へと送り込むことができます。

これまではベイトフィネス機というと、より軽量なルアーをキャストするために、あえてラインを少なめに巻いてスプールの重量を軽くして使用していた方もいるかと思います。

今回、22アルデバランBFSではNEW FTBブレーキシステムと、MGLスプールⅢを搭載し、その相乗効果で、超軽量なルアーやシビアなキャストが決まりやすくなっています。

 

スペック

品番 ギア比 最大ドラグ力(Kg) 自重(g) スプール 径(mm)/幅(mm) 糸巻量フロロ(lb-m) 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) ハンドル長さ(mm) ベアリング数BB/ローラ― 夢屋ハンドルノブタイプ 夢屋ハンドルタイプ 本体価格(円)
HG RIGHT 7.8 3.5 130 29/19 6-45

8-45

71 40 10/1 A BH-1 48,000円
HG LEFT 7.8 3.5 130 29/19 6-45

8-45

71 40 10/1 A BH-1 48,000円
XG RIGHT 8.9 3.5 130 29/19 6-45

8-45

81 40 10/1 A BH-1 48,000円
XG LEFT 8.9 3.5 130 29/19 6-45

8-45

81 40 10/1 A BH-1 48,000円

 

多くのアングラーが待ち望んでいた、アルデバランBFSの最新モデル。

より軽量なルアーを、繊細かつイージーにキャストができるように進化した性能となっています。

シマノの最新テクノロジーを搭載した機種になっているので、ぜひチェックしてみてください!

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。
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