メジャークラフトからリリースされているエギが、ご存知「餌木蔵(えぎぞう)」シリーズ。
そろそろ春イカの動向が気になる時期かなぁ、なんて思いまして、改めてご紹介。
3種の餌木蔵
餌木蔵には大別すると、オリジナルの「餌木蔵」と、ダート特化型の「餌木蔵ベイトフェザー」があります。餌木蔵ベイトフェザーは鳥毛の向きが一般的なエギとは逆になっているのが特徴。
そんなベイトフェザーには、ヒイカエギングなどに超マッチする1.6~2.0号の「餌木蔵ベイトフェザー・ライトエギング」という派生モデルもあります。
ベースとなるスケスケボディ
餌木蔵オリジナルとベイトフェザーには共通項があり、それがスケスケボディ。
ベースボディに透け感、布やテープと組み合わせると海中での絶妙な誘いとなります。
そのスケスケボディは4種あり。
まずは「夜光(グロー)」。ナイトゲーム、濁りがキツい時などにテッパンのカラー。
続いては「ブルー夜光」。イカが認識しやすい波長といわれ、ごく自然に、かつしっかりと存在感を出すボディカラー。
そして「ケイムラ」。ご存じの通り、日中にも強い紫外線発色。マヅメ時にも結構効く場合がありますよね。
どうしても渋い、なんて時に投入したいのが「クリア」。とにかくナチュラルに、スレイカ攻略の切り札。
このスケスケボディは、餌木蔵シリーズの特徴です。
餌木蔵の特長
初代となるオリジナルの餌木蔵は、その基本性能の高さが魅力。
ダートはもちろん、シャクリを入れると高く跳ねるようなアピール力が武器。
また、カンナはステルス性を考慮したマットブラック仕様のフッ素コートされたもの。ナットクの日本製カンナで、刺さりとキープ力に優れる。
こちらは後述するベイトフェザーにも採用されています。
サイズ | 重量 | 沈下速度 |
2.5号 | 10.5g | 4.2~4.4秒/m |
3.0号 | 15.0g | 3.8~4.0秒/m |
3.5号 | 21.0g | 3.4~3.6秒/m |
餌木蔵ベイトフェザーの特徴
一方、餌木蔵ベイトフェザーは、オリジナルと比べて左右へのダートアクションをさらに研ぎ澄ましたエギ。
前述の通り、一般的なエギとは向きが異なる鳥毛に加え、ボディ形状がシャープで、軽い入力で非常によくダートするのが特徴。
キレキレダートが魅力のベイトフェザー!
加えて、音波(ラトル)モデルとノンラトルモデルの2タイプがあり、ハイアピールとローアピールどちらも使い分けることが可能。
オリジナルと比較し、若干沈下速度が速いので(3.5号は1m約3秒)、多少深いポイントや潮が速い状況でも使いやすい。
こちらは春イカに最適な3.5号のワンサイズで990円(税込)。
餌木蔵、オリジナルかベイトフェザーか!? さまざまな状況下で投入しやすいフルラインナップといえるでしょう!