皆さんこんにちは、島内聖隆です。
ショアから楽しむシーバスやヒラメ、青物など、キャスティングの釣りでは単色のラインを巻くのが一般的ですね。
その理由を聞くと実戦に繋がる明確な理由は「視認性」くらいで、「リールに巻いて綺麗でかっこいいから…」とスタイルで選ばれるアングラーが多いようです。
実際、僕も強く意識したことがなく、ショアのキャスティングは単色と初めから決まっていて、その次に「視認性が良い色」で巻いていました。
しかし、地元長崎の島原で、磯からシーバスやマダイのビッグサイズを狙う釣りで5色に色分けされた3号のPEラインを使用し、その意識が変わりました。
ショアでマーカー入りPEを使用するメリット
先日、ショア用にGOSENへPEラインの3号をリクエストしたところ、スタッフさんから「5色分け1mマーキング入りラインをショアで使ってみてほしい」とルーツPEx8の3号を送っていただきました。
それまでルーツPEx8ライトグリーンを使用していて、そのしなやかさ、色落ちのしにくさがとても気に入っていて、初めて使用する色分けタイプでどういう釣りになるか楽しみでした。
2月上旬、寒さは厳しいですがショアからモンスタークラスのマダイが釣れるシーズンで、早朝から気合を入れて地元島原の磯へ行ってきました。
ルーツPEx8の3号を巻いたベイトタックルでルアーをフルキャスト!
ルアーが着水して手元のラインを見るとオレンジのカラーが見えています。
「ということは、リーダーの長さも入れて90m以上は飛んでいるな」と、距離を把握してリーリングを開始。
色が変わるごとに10mリトリーブしたことが分かるし、さらに1mマーキングをカウントすればメートル単位でリトリーブ距離が分かります。
また、1mマーキングの良いところはリトリーブスピードが目で確認しやすく、微妙な変化を付けやすいこと。
手元で巻き上げる感覚に目による確認がプラスされるのは、ヒットした時のリトリーブスピードを再現する上で大きなメリットとなります。
ミノーなど水中に潜るタイプのルアーを泳がせてくると、手前で岩など障害物に当たることも多いショアフィッシング。
当たった場所が自分から何メートルくらい先なのか、手元のカラーを見て把握することができます。
障害物があるということは、そこに潜むビッグフィッシュと出会う確率が高まるということ。
当たった時のカラーを確認し、次のリトリーブではそのカラーの付近で集中力をさらに高め、リトリーブスピードに緩急をつけてバイトを誘発させ釣果に繋げることができます。
このように色分けされているラインを使用することで、様々な情報を的確に得ることができ、実戦にとても適したラインであることが分かりました。
タフでトラブルレスなROOTS
また、であればマーカー付きのPEラインならどれでもいいのかといえば、そうではなく。
特に今回のようなロックショアでは、ラインに高い耐久性が求められると同時に飛距離、ルアーの操作性も必要となります。
この日は朝から昼までこのベイトタックル1本で釣りをし、マダイ、シーバス、クロダイのビッグサイズを釣り上げましたが、ルーツPEにトラブルは一切なし。
MPX製法により高密度に組まれたルーツPEはとてもしなやかで、ベイトリールにマッチしていて、今まで使用していたラインより15~20mくらい飛距離が伸びています。
さらに独自の特殊樹脂コーティングで色落ちも少なく、耐久性に優れていますのでロックショアでも信頼して使用しています。
今回は日中の釣りで色分けタイプのラインを使用しましたが、夜の釣りでも手元のカラーを確認することでルアーの飛距離やバイトエリアを把握できますので、暗い中でも集中して釣りができると思います。
実戦に繋がる優位性を知ってしまったら離せません(笑)
一度、試してみてください!
それではみなさんも良い釣りができますように(^^)/