2月も下旬に差し掛かり、徐々に春が近づく季節となりました。
早春の時期というとワカサギパターンなどが代表されますが、実は春の時期はマキモノ系が効いてくるなんて話もよく聞かれます。
というのも、3~5月の時期はスポーニング(産卵)の準備に入り、深場に潜んでいたバスが浅瀬に上がってくるタイミング。
バスも水温の変動に合わせてディープエリアとシャローエリアを行き来し、「日当たりが良い」「北風を防げる」といったポイントにバスが居付きやすくなります。
そうしたポイントを手返しよく攻める際に、マキモノ系は非常に有効なリグの一つとなります。
今回紹介するのは、そんなマキモノに特化したロッド!
ZPIのアルカンセロッドから出ているファーストムービングモデル「ALC–FM66M」と「ALC–FM71MH」の2機種をピックアップしていきます。
アルカンセロッド
アルカンセロッドシリーズは「全てはキャストから始まる」をコンセプトに開発。
ルアーを意のままに操り、バイトを感じ取り、フッキングを決め、バラさずランディングする、この一連の基本的な性能を純粋に追求したロッド性能になっています。
アルカンセロッドはバーサタイル・ジグ&ワームモデル・ファーストムービングモデルの3タイプが展開されています。
ZPI公式アルカンセロッド詳細ページはこちら
プラグからワームまで幅広いルアーやシチュエーションに対応!ZPIの「アルカンセロッド」バーサタイルモデルをピックアップ!
ワイヤーベイト系からカバーゲームまで対応した万能型ファーストムービングロッド「ALC–FM66M」
モデル | 全長 | 仕様 | ルアーウェイト | ライン | 本体希望価格(税込み) |
ALC–FM66M | 1.98m(6フィート6インチ) | グリップ着脱タイプ | 1/4 ∼ 3/4oz | 8 ∼ 14lb | ¥40,700 |
スピナーベイト、バズベイト、チャターベイトといったシングルフックを持つルアーの使用に主眼を置いて開発されたロッドです。
レングスも6.6フィートの絶妙なレングスで、手返しもしやすく効率よくキャストができる設計になっています。
また、ブランクスも太軸のシングルフックを一撃で貫通させる強さを備え、カバーを攻めた際にも、草や枝をスパッと切ってかわすことが可能。
キャスト時やファイト時にはスムーズなカーブを描くなど硬さだけでなく、しなやかさも十分に備わっております。
ルアーに関しては、1/2オンス以下のスピナーベイト、バズベイト、チャターベイトのほか、130mmクラスのミノーでジャーキング、太めのPEラインと組み合わせてのフロッグゲームなどにも対応。
マキモノ系を筆頭にカバーゲームも、ロッド1本でカバーできる、万能モデルとなっています。
ファーストムービングに特化したロッド「ALC–FM71MH」
モデル | 全長 | 仕様 | ルアーウェイト | ライン | 本体希望価格(税込み) |
ALC–FM71MH | 2.16m(7フィート2インチ) | グリップ着脱タイプ | 1/2 ∼ 2oz | 12 ∼ 20lb | ¥42,350 |
対して、「ALC–FM71MH」はパワー系ファーストムービングに特化したロッド。
巻き専用のスペシャリストで、アクションを必要としないリトリーブでバスを探していく専用ロッドとなります。
中低弾性のトルクフルなブランクスを採用し、1/2オンスからマグナムクランクまでのルアーの重量をブランクス全体でしっかりと受け止め、弾き出せるテーパーデザインとなっています。
掛かってからもロッド全体がキレイに弧を描いてファイト出来るので、バラシが少ないのもこのモデルならではの特長です。
また、巻き抵抗の強いルアーを遠投しても負担が少なく、投げ続けることができるのも嬉しいポイント。
長時間続けられる=釣れる確率が上がるため、釣果が伸ばしやすくなります。
相性の良いリールは、ギア比5.6:1のアルカンセLSがオススメです。
マキモノというと秋の釣りのイメージですが、春の季節も十分に活躍します!
これからのバスフィッシングにアルカンセロッドのファーストムービングモデル、ぜひチェックしてみてください!